ラオスで少数民族のアカ族の村を自転車で訪れようとしたことがあった。
ルアンナムターという小さな街から自転車をレンタルし向かうことにした。小雨が降っているがそんなの関係ない。
ところが途中まで言ったところで川が増水し、雨のおかげかどうも無理そうだ。
帰り道た小さな集落を通ると、若い男たちが僕らを家に招いた。
一人だけ訛りの強い英語を喋る人がいた。大学で学んだらしい。
その彼を中心にみんなで話をし、ラオラオという、ラオスの焼酎をおちょこで一気飲みし合った。
勧められるがままに飲み、みんな酔っ払っている。
子供達もたくさんいて、遊ぼうと僕ら外国人の大人を連れ出そうとするが、大人たちは僕らを独占している。
しばらくして、僕の方が子供達と遊びたくなり子供の輪に飛び込んで行った。そして、みんなで取っ組み合い。子供達を投げまくる。喜ぶ喜ぶ。隣の家の子供まで出てきた。
あーやられたーと負けたふりで、子供にやられてみた。地面にころがり大の字になる。青い空。そして、横向くと大きなうんち。水牛がいる。
…くさい。
普段焼酎を飲まない僕にとって、ラオラオは強すぎたようだった。
お酒を冷ますのに、一緒にいた韓国人の女の子が、ヒロシー!!!と叫びながら井戸の水をかけてきて、みんな大笑い。酔いも冷めた。
そんなこんなで十分楽しんだのちに、自転車を飲酒運転で気持ちよーくふらふーらと帰ったが、途中で迷うことなく用水路へ一直線。
ここでも、またヒロシー!!!と何度も名前を叫ばれ、溺れかかったところを助けてもらった…
情けない。でもそれがひろしです…
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