今日、やっと思い腰が上がり、神田のパタゴニアショップに行って、お気に入りのナイントレイルショーツの修理をお願いしてきた。
去年の11月高尾山のナイトラン、ヘッドライトをつけながら走ったクネクネ道。途中でバランスを崩して山側に軽く突っ込んだ。帰りのバスでショーツとタイツが破れていることに気付く。
ショックだった。すごく気に入っていたのに。絶望の帰りのバスの車中…しばらくそのまま使い、他のものを買うことも考えたが、修理をすることにした。
パタゴニアナイントレイルショーツは、グレーの生地に黄色い糸でおしゃれに刺繍されていてイカす!
そして何より、インナー付きですごく柔らかくて履きやすい。
速乾なので汗を書いてもいつでもさらさら!(だった。二年もろくにケアせず履いてきたのでさすがに劣化してきている。)
でも僕の持っているものは2011年モデルで残念ながらデザインが変わってしまった。同じものがあれば買ってもよかったのだが、もうない。これを履きたいなら、速乾の劣化もなんとか自分でケアして行くしかない。
と、いうわけで、とりあえず10センチの正方形の生地で穴を塞いでくれることになった。
修理は五月中旬の仕上がりになるとのこと。
ちょっと長いけど待つことにしよう。
パタゴニア のナイントレイルショーツとの出会いは、初めてのトレイルランでみたけ山トレイルで走るために買った。一目惚れだった。
たかだかランニングショーツ一つで9000円を超えていたが、無理して買った。
どうしても欲しかった。
山を始めたばかりで、ほとんど山のウエアも山道具も持っていなかった僕は、そのショーツと黒タイツの山ボーイスタイルが完成した。
短パン&タイツの山ボーイスタイルは狙ったわけではなかったけど、動きやすくてすごく気に入った。
そして、定番スタイルになった。
どこの山に行くにもそのスタイル。
寝坊したにもかかわらず、カラダが持たなければどこか途中の小屋に泊まればいいやと敢行した、丹沢主脈縦走。速乾のはずのパンツがびしょびしょになった。
惜しくもあと数秒で関門突破できなかったハセツネ30Kだってこれで走った。悔しさを一緒に噛み締めた。
たまには近所を走る時もナイントレイルショーツを履いた。これをはくと自分に自信が持てる。ちょっとアップグレードした感じ。
めちゃくちゃ寒くなければ、山ではずっとこのスタイル。すごく馴染んだ。
僕はこのショーツときっとこれからもずっと付き合って行くことになると思う。
ものを大切にずっと使いつづけることの良さ、パタゴニアの企業姿勢もわかる素敵なムービー。
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