WEB STORE『旅写真と僕を支えてくれた言葉たち』
これは、僕の生きてきた証。
自信をなくして勇気が出なくなったとき『自信って自分を信じること』何回も自分に言い聞かせた。
あれは自分に向けた言葉。旅によって自分の生きる場所を小さいながらに見いだしてきた。
いろんなことがあった。楽しいことだって、受け入れがたいことも。
でも旅は僕を救ってくれた。僕の写真と言葉で大切に、勇気づけられると言ってくれる人がいるなら、
僕はあなたにこころを込めた贈り物をしたいと思います。
WEB STORE『旅写真と僕を支えてくれた言葉たち』(https://tabi-photo.stores.jp/#!/)にて、旅で見つけた宝物のメッセージポストカード、販売中。

2014年8月31日日曜日

タイ人にパイパイと罵られ〜バンコク モーチットバスターミナル 陸路でラオスを目指す旅日記










僕: パイ パクセー ラーオ!!!!!!
 (ラオスのパクセーまで行きたい)!!


これが通じないとラオスまで行けない。僕も必死にカウンターのおばちゃんに食らいつく。でもカウンターのおばちゃんは挙げ句の果てに相手にしてくなった。


散々食らいつく僕に、すごい嫌な顔で、目も合わせず・・・・・



パイパイ!!

と・・・手をふった。

え?おっぱい?とおもいつつ(嘘です)
パイというのは行くという意味で「行け行け!あっち行けー」と言ったのだろう。

傷心し、どうすればいいのかと途方に暮れるが歩いて歩いていろんな人に聞きまくった。
どうやらパクセーがどうしても通じていない。もしやパクセーを知らない?とも思ったが、ひたすら歩いては聞き歩き、大きめのVIP BUSがたくさん並んでる一角に行き当たった。でかすぎる・・・このバスターナル。さっきの場所は、ただの路線バス。聞く場所が間違っていたのだ。まだまだ朝は早く、チケットカウンターは開いていなかったが、PAKUSEの文字を見つけたので一安心。イスに座ると少し眠ってしまっていた。そういえば一睡もしていなかった。







8時。カウンターも開き、無事にラオスパクセーまでのチケットを手に入れた。

今度は旅行者の街、カオサンに向かう。さっきさんざん邪険にされた路線バスのターミナルでまたバスを聞かなくてはならない。

パイ カオサン


これだ。
と指で指してくれた先はNo3のバス
今度は一発。ほっと一安心。

モーチットバスターミナル情報

概要 タイ北部や東北部やラオスのほかカンボジアへの国際バスも発着する。3F建てのターミナルでかなり大きいです。銀行、セブンイレブン、フードコートやダンキンドーナッツもテナントで入っていました。
僕がラオス、パクセーまでのチケットを買ったのは3F。行き先がカウンターの上に掲示されているので、わかりやすいですね。

アクセス情報  最寄り駅モーチット駅、チャトゥチャック公園駅だが、歩くのは少し時間がいるよう。
カオサンからだとNo3が行くようでしたが、時間がないのにバスが来ず、タクシーで100Bで行きました。そう、本数は多いもののタイの路線バスはいつくるかわからないんです・・・


2014年8月29日金曜日

番外編 タイで見つけたカルピス。

バンコクからラオス、パクセーに行くバスに乗り込む時に、買った。

モーチットバスターミナルのセブンイレブンで、見つけたが、カルピス好きの僕としては外せなかった。

牛乳、乳酸菌飲料、カルピス…

そんなものばっかり飲むので、どんだけ白い飲み物好きなんだよ!って友人に言われたこともある僕。

日本のコンビニで売ってるペットボトルのカルピスウォーターはかなり薄め、いやカルピスとは別物と、思っていてほんとうに残念だなぁと思っているのですが(それでも買っていた…最近こそは買わなくなったが)、こちらは濃厚なカルピス…文句ありません。

うまい!

2014年8月28日木曜日

失敗と経験に基づくバンコクスワンナプーム空港から市内へのもっともローカルでアバウトなアクセス情報

バンコク、スワンナプーム空港に深夜到着し、ラオスのパクセーへのバスチケットを買うべく、僕はモーチットバスターミナルをめざしていた。

もう四時を過ぎていた。

やっと空港からシャトルバスに乗り、路線バスが乗れるエアポートバスターミナル(公共交通センター)に向かった。10分ぐらいでついた。ここからは、バンコク各地への路線バスが24時間運行されている。




カウンターは薄暗い電気がついている以外はほとんど真っ暗。
カウンターの窓越しに本で覚えたばっかりのタイ語を叫んでみる。
どきどきするが呼吸を整え、

モーチット にいきたい!

すると、あっちあっち、と指差してバスの番号を教えてくれた。
五時にでるらしいこともわかった。


そんなやり取りをしつつ、少しどもるが、勢いと大きな声でごまかせている・・・と信じ込む。それにタイ語だったので、変なこと言ったって多少どもったってわかりゃしない。わからないと前に進めない。そんな小さいことが少しずつつみかさなり、旅モードになっていく。そうやってコミニュケーションをとって必要な情報を得ることができたことに全身に喜びが走る。


これだ。旅の感覚。
少しずつ旅の感覚が戻ってきた。


どもっても言葉がわかんなくても

伝えたい、
知りたい、
その気持ちと旅の指差し会話帳があれば
多少の誤解はあっても何とかなる! 

無事に時間になるとバスは走り始める。
カチャカチャと小銭箱をならしながら、女性車掌がキップを切りそこへお金を入れた。

モーチットに行きたい、ついたら教えてくれと車掌の彼女に伝えた。
しばらくして、バス車内で彼女がモーチット!モーチット!
と叫んでいる。ここで下りるんだと教えてくれたのだ。ありがとうを言って僕はバスを降りた。


でもそれらしいバスターミナルはない。朝焼けのきれいな時間。バス停にいた人にモーチットに行きたいと伝えると、No26のバスとのこと。スケッチブックを使ってのやり取り、少しタイ語も教えてもらう。

ところが、No26のそのバスに乗るも、車掌にモーチット、そういうと「あ?モーチット????」という反応。このバスはいかない。また乗り換えだ。



そんなことがありつつも3本のバスを乗り継ぎようやくモーチットバスターミナルについた。

ラオスまでのバスチケットを買うぞ!僕は勇み足で歩いていった。








バンコクスワンナプーム空港から市内へのもっともローカルでアバウトなアクセス情報

シャトルバスでエアポートバスターミナルへ!

運行時間 24時間

バス停 空港1Fの到着バスターミナルから出ています。
矢印のついたshuttle bus stop と看板が何カ所かにありました。

エアポートバスターミナルまで所要時間 10分ぐらい。

エアポートバスターミナルからはバンコク各地へ行く路線バスが24時間運行しています
深夜着でも大丈夫ですね!

2014年8月26日火曜日

バンコク、スワンナプーム空港。あたふたしながらも、僕の旅は始まった。〜旅の始まり。陸路でラオスを目指す旅日記

飛行機の中では、眠れなかった。空港には0時過ぎに着いた。


空港で外国に来たんだと思わせる、このタイのゆるさ。考え方の違い。

日本ではありえないけど、
両替カウンターでは自分の携帯音楽を聴き、
僕の両替の最中ですら、暇を見つけてはたびたび触っている

あちこちで、仕事が終わったと思われる空港職員がじべたに座ってたむろしながら楽しそうに笑い合い、話をしている。職員同士のカップルもいちゃいちゃしている。しかも旅客のおもいっきり目につくような場所で。

せかせか一生懸命会社のために働くことが美しいとされる日本、楽しいが一番、それがここタイの人たち。

どっちがいいとか悪いとか言うつもりもない。どっちもいい。求めているものが違うのだ。

僕は、ラオスへのバスが出ているモーチットバスターミナルに行くつもりだった。バスは夜行、(確実な情報ではないが)でもなんとも最初にバスチケットを買っていかないと不安だ。そう、航空券以外は、何も手配せずにここまできてしまった。しかもガイドブックも忘れた。でも、ある程度必要なことは調べていたし、何とかなる。自分の力でなんとかする旅を楽しみにきたのだ。



空港近くから路線バスの発着する公共交通センターまでの無料シャトルバスも、そこからバンコクの中心部やモーチットバスターミナルへも行くための路線バスも24時間運行している。それにこれが一番安い、はずだった・・・笑(後ほど詳細)モーチットバスターミナルまで行って、そこで野宿して、朝一番でラオス・パクセーまでのチケットを買う予定だ。




とりあえずお腹がすいたので、到着ロビーからワンフロア下がり1Fの端にある24時間やっているフードコートでご飯を食べた。いわゆるぶっかけごはん。大好きな海老と卵がたっぷり入っていた。そして、少し水分の少ない細長のご飯。おいしい。

フードコートは食券性でどこも高くない。空港職員も多く利用していた。
調べていた通り、一階バスターミナルの進行方向側一番前にシャトルバスのバス停があった。 



ご飯を食べ、バスストップで待っていた。


こない…こない…こない…


そのベンチでご飯を食べようとしている何人かに聞いたけど、バスはもう終わった。タクシーしか無いと言う。
いや、そんなはずは…と思ったけど、ありがとうと伝えた。

そのあいだ空港の中をフラフラ、食堂を通ると、アニョハセヨーと、声がかかる。
韓国人カップルだ。カオサンまで行くならタクシーシェアしないか?と言うことだった。どうせモーチットバスターミナルまでいっても野宿。とっとと、カオサンで宿探して、ゆっくり休んで朝一に出ればいいんではないのか、なんてよぎった。が、 路線バスの方が安いと言う思いが捨てきれず、んーちょっと考えさせて、もしそうするならまたここに来ると言った。


ちょっと考えて、やっぱりちゃんと宿とって、からだ休めてからの方がいいのではないかと思い直した。それに、彼らと仲良くなるチャンスだ。そう想い彼らのところに戻ったが、もう彼らはそこにはいなかった。


またバス停に座って本を読んだり、バスがこないのでフードコートで飲み物を飲んで休憩したり。
バス停に座ってると、なんだかたまーに向こう側の車線にずいぶんときれいな白いバスが

もしやここではない??
少し歩くとさっき僕がいた場所とは別の方向を向いたSHUTTLE BUS STOPへの矢印がある。


矢印に従い何人かの人に聞きながら、反対車線の方に行って見た。
そしたら、あった。




僕が待っていたところも、SHUTTLE BUS STOP と書いてあった。看板も明るくなって行き先を表示していた。なんでだ?場所が変わった?時間帯でこの二つを使い分けている?真意はわからないが、やっとバスに乗れる、そんな安堵感でとりあえずフードコートでコーヒーを飲み、一息ついてバスに乗った。もう四時を過ぎようとしていた。


バスの電光掲示板、なんと書いてあるかと言えば、


happy valentines



なんでだ!スペル違うんじゃないかとか思って、ググってみたけど真相はわからず。


とにかく、僕の、この旅は、祝福されて始まった。






2014年8月23日土曜日

未練は残るけど、僕はここ、ドンデッドを後にした〜ラオス、ドンデット 隣の 島ドンコーンヘ橋を渡る




ドンデッド、朝焼けが見たくて僕は朝早く外に出た

しばらく走ったり歩いていると、河が流れ、そこに橋が架かっていた。
隣の島、ドンコーンまで渡れるのだ。

そんなこと期待もしてなかったし、できるなんて思ってなかった。

嬉しくて嬉しくて、この旅がもっともっと楽しくなってくる。

ボートでドンデッドについた時、僕とイギリス人カップルはボートから下りたが
ほかの人たちは、そのままボートにとどまった。
どこまで行くのかと言えば、隣の島、ドンコーンまで行くといった。


ガイドブックも何も持っていなかった僕は、
もし知っていればドンコーンに行っていたかも、という悔しさがない訳ではなかったし
少しだけうらやましかった。

そんなことがあったから余計、ドンコーンに行ける嬉しさがこみ上げてきた。

しばらく写真をとったりしていたり、メコンの流れを眺めたりしていたが、
橋を進むとこんな看板。



stop 
here for ticket


と書いてある

入っては行けないんだ・・・
でも入りたい。

どうしよう。

僕はしばらくその一線を超えられずにいたが
結局ぼくは橋わたり、すぐ下のレストラン?の人に聞いてみることにした。

おじさんがいた。

この先まで言ってみたい
1時間ぐらいで帰って来れると思うけど・・
ticketはどこで買えるのか。

と、ジェスチャーや知りうる限りのラオス語や英語や日本語も交えながら
想いを伝え、知りたいことを聞いた。


英語が少しわかるようだけど、
わかっているのかわかっていないのか、わからない。

チケットのことを聞いてもがっはは、と笑い完全にスルーされる。(そう感じるだけ??)

でもそんなことはさておいて、この先5Kにwater fall があると教えてくれる。


行きたい!

ちょっとならいいんじゃない?
と解釈することにした。


そこにいた女の子二人が僕らの会話を聞いてじっと見ている。
お孫さんかな。この子たちの目がすごくきれいで、写真を撮った。





おじさんはすごく明るくて、少し笑い合って
僕は、先へ進んだ



民家を通ると、朝の支度をしているところがほとんど。
たき火を起こし、これから食事の準備なのだと思う。



ゆったりながれる時間を感じながら僕はさらに、滝を目指した





somphamit waterfall

ゲートで入場料25000キップを払い、前に進む。



確かに
メコン川は迫力がある。
本当に広い、
対岸が見えないほどに

けど、僕には濁流。

そうかここか、という感じ。



奥まで行くとビーチになっている。
一人で楽しめるような場所ではなさそうだった

そこではたとお腹がすいていることに気づく。
ポケットに入れてきたお金は、後は飲み物一つ買えるぐらいしか残っていない。
帰ることにした。

滝があると教えてくれたおじさんに、
お礼とも言えないかもしれないけど
帰り際にオレンジジュースを買って、帰った。

water fall 、good????

そう聞かれたので、まあまあとも言えず

good!!!

そう返すと、おじさんはすごい笑顔で

thank you!

と言った





ドンデッド、本当にいいところで、もう一泊するか、迷った。
できないことはない。

でも時間的にぎりぎり。
もし何かあると、飛行機が間に合わなくなってしまう。

悔しいが、パクセーまで戻ることにした。

バンガローに戻ると、いろいろ世話してくれたソンが出迎えてくれた。

今日はどこまでいくの?

パクセー。


最後に相席の猫とともに
カレーを食べ



後ろ髪を引かれつつ
僕はドンデッドを後にした


心地よいところで停滞するも前に進むも、決めるのは自分。
旅は自分次第。





ある人が言ってた

未練を残すのは
僕がここにまたくる理由を作ったのだ

何度でもまたここにやってくればいい



ありがとう、ドンデッド。


2014年8月20日水曜日

朝焼けが見たかった。カメラと少しのお金だけもって〜ラオス ドンデッド島 朝焼けラン&ウォーク







朝5時をすぎて、目が覚めた。
少しだけ頭が痛い。

昨晩は、バンガローの明かりもそこそこのテラスでてんこもりのカオパットを食べ、
ビアラーオの瓶を二本開けた。
メコン川も目視できないほどの薄暗いそこで僕は眠りに落ちていた。
ほかの客は誰もいない。一人僕は泥酔してしまった。

気づいて部屋に戻ったのは0時を回ってからだ。少し星空に期待していたのだが、見えない。
雨期だからだろう。あんなに雲もたくさんでていた。残念だったが僕はベッドで再び眠りについた。


朝焼けを見たかった。
気持ちよく走りたかった。

ランニングパンツを履き、
カメラといくらかのお金だけ持って外に出た。





横目には、メコン川と朝焼け、川沿いの道を反れると田園風景が広がった。
人懐こい水牛たち、近づくとじーっと見ている。
動くとその分だけ水牛たちの首も動く。二頭同時に。
面白くて何度も左右に動いて、水牛をからかう。




だんだん明るくなっていく。

途中の民家の前で、何かを作っている。


アライ?(何?)


聞くだけ聞いといて、言葉は全くわからなかったけど(笑)、ジェスチャーから察するに、編んで、籠か何かにするのだろう。




そこのうちの犬がついてくる。
犬を煽って煽って、いつの間にか、全力ダッシュ。


Hey、Hey!


と、犬を煽って楽しんだ。
そして、少し行くと、それ以上はついてこなくなった。





橋があった。

メコン川を渡ることができた。


隣の島まで歩いていける!!

とテンションがあがりまくる。



なんだかこの橋がすごく好きだ。
少しの間、座ってメコン川を眺めたり、


この先は

STOP HERE FOR TICKET


と書いてあり、いきたいなぁ
どうしようかと思い悩みながら

写真を撮ったりしていた。


何人かの人と橋ですれ違う。





この女の子は、お母さんと一緒に橋を渡っていた。
挨拶をして通り過ぎるけど、写真を撮りたい、そう想い、思い切って後ろから声をかけた。



そしたら、手に持っていたものをポンとなげ、
子供らしい素直そうな顔が女らしい澄まし顔になり
ポーズをとった。

何枚か写真を撮らせてもらったけどこの最初の二枚が、
なんともいえないかわいらしさと、面白さがでていて、すごく好き。





チケットが必要なのをわかっていたが

ドンコーン?

通り過ぎた人に聞いてみた。

そうだそうだ、と橋の向こうを指差す。





つづく。



2014年8月18日月曜日

子供たちの視線の先に〜ラオス、ドンデ ッド ボ ートでみ たシーパンドンの夕 陽。




ここはラオス、ドンデッド。
メコン川に浮かぶ4000の島の一つ。

なんにもないドンデッド。夕陽が最高にきれいだという。
唯一決まっていた予定は、サンセットを見ること。

島に行くと、レンタサイクルがたくさんあった。
自転車でしまを一周しながらサンセットポイントでも探そう。

そんな風にぼんやり考えた。


バンガローまったりしていたら、そのバンガローソンという少し年下かなというぐらいの女の子がやってきて話をした。
ラオス人にしては珍しく英語がわかった。

当たり障りのない話をしつつも、彼女の人柄が伝わってくる。
そして、サンセットの話になった。

ボートでもサンセットを見に行けるという。

自転車で行こうと思っていた僕は迷った。

ボートに乗りたい。
それに地図を持っていない僕は、最高のサンセットポイントまで連れて行ってくれるのは、ありがたい。

決めた。

値段を聞くと5万キップ。


たいていは4人以上でシェアしてチャーターするらしいが、ほかに誰も見当たらない。
正直高いと思ったが、べらぼうに高い訳でもない。

四人分の料金を払って、一人でボートをチャーターできる訳だから。
むしろ贅沢だ。

行きたい、その気持ちで、二つ返事でオーケーした。





最高だった。

おじちゃんが船を操縦し、
男の子と女の子もついてきた。



二人とも素直にまっすぐで、
ボートの上で風を楽しんだり
船の頭の方に立ってみたり
メコン河をしばし眺めることもあった

すごく素直に楽しんでいた。

どんなに自然とふれあえるところに住んでいても
自然は子供たちはもちろん、僕たちを飽きさせることをしない

自然は、心を解放して、自由にしてくれる。

二人を見ていてそう、思った。




ついたぞ、そう思ったらガソリンの給油だった。
タバコも買っている。




ついたぞ、そう思ったらガソリンの給油だった。
タバコも買っている。


男の子は、僕をからかい出した。
ニヤニヤしながら、カメラを投げて川に落とすぞって手でジャスチャーする。

僕はお返しに、足を引っ張って、河に落とす真似をした。

そして思いっきりお腹をくすぐった。

そんなことを何回か繰り返したら、彼は疲れたようだった。

船の一番前にぐったりと、横になって、眠ってしまった。





この彼、本当にばか。
愛すべきばか。

本当にまっすぐ。

ペットボトルを持って踊りだしたかと思えば、
そのなかにおしっこをしだす。

常に元気いっぱい。
そして疲れたら寝る。
素直すぎる。

僕のかばんから勝手にスケッチブックを取り出し、(はみ出て見えていた)


そうやって僕らお客の邪魔をするなといつもおねいちゃんに怒られている。

そんな絵が好きなお姉ちゃんへの優しさ。

お姉ちゃんは、そのスケッチブックを彼女は僕に「返すね、ごめん」、と目で訴えた。
僕は「いいよ、描きなよ」とペンを渡した。

描いてるとき見ようとすると、慌ててその絵を隠して首を振った。

彼女は、やたら滅多に笑わない。

あんまり笑わない彼女が書き上げた絵をこちらに見せようとする瞬間、照れ笑いをした。

あまり笑わなかった彼女が笑った。

「上手だね」

そういうと、またかわいい笑顔になった。

彼女は絵を描くことが大好きなんだ。
素敵な洋服を着ていた女の子の絵を描いていた。

きっと素敵なファションデザイナーになれそうだな、そう思ったけど僕は言わなかった。



そうして僕らは、シーパンドン(4000の島)で、サンセットが最高にきれいなポイントについた。

この日の夕日は絶対忘れない。

 I was almost falling love with her...


ーーーーーー

ドンデッド島、ボートでのサンセット  
自転車でもいいかもしれないが、ボートで片道15分ぐらいのサンセットトリップもいいかもしれない。

最高のサンセットポイントへ連れて行ってくれる。
ドンデッド島ではなく、シーパンドンの名もわからぬ島。

料金の目安  4〜5名より4〜5万キップでボートをチャーターできる。

僕はsmiling laoというバンガローで手配しましたが、ドンデッドの各バンガローで受付できるとおもいます。





2014年8月17日日曜日

バックパックパッカーの持ち物〜タイ、ラオス一週間の場合

この、約一週間の旅で、どんなものを持って行ったのか、ちょっとご紹介したいと思います。

バック類

メイン 山用の38リッターのバックパック
(ドイターフーチュラ 38)

バックパックのレインカバーはほんとうにあって良かったです!防犯上の意味合いのほうが強くて、汚れもつかないように…なんてぐらいに思ってましたが、青いレインカバーは真っ黒…良かったです。ホント。

サブ グレゴリーのショルダーバック。ここにすぐ読めるような本や語学本など入れすぐに取り出せるようにする。

ショルダーバックは前掛けでできるので、防犯上のリスクを少しでも少なくできる、と思っています

デジカメ用のミニバッグ

ウェアー

ジーパン
化繊シャツ3枚
パンツ二枚
靴下 二枚

気持ち良かったら走るかもーと、思ってトレランパンツも持って行きました。

ドンデッドで一回トレランパンツ履いたら、気持ちよ過ぎてジーパン履けなくなってしまって、その後、ずーっとこのトレランパンツで過ごしました。

旅の恥はかき捨て、もうどう思われてもいい!それぐらいの覚悟でしたが。笑

洗剤 物干用紐 
ビニール袋

レインウェア 
雨季なので、レインウェアも用意します。少し寒いときにも兼用できるよう小さめのトレラン用レインウェアを持って行きました。


靴  モントレイルのロックリッジというトレランシューズで行きました。山でもロードにも対応するタイプで、たくさん歩くだろうと思ったからこれにしました。

サンダルは迷った末、荷物軽量化のため持って行きませんでした。

でも、13時間の長時間のバス移動があって、宿では土足の部屋が多かったので、やっぱりあった方が快適に過ごすことが出来たかなと思いました。


電化製品、カメラ

IPHONE 
充電器
乾電池で充電できるもの

カメラ 
ニコン クールピクス
バッテリー(予備2つ、計三つ)
バッテリーチャージャー

デジカメやスマホのほとんどは対応している電圧が広く設定されていて、海外でも使用できるのだそうです。
今回、タイとラオスは日本と同じ電源の形でOK。プラグも必要ありませんでした。

カードリーダー
ネット喫茶で、もしかすると写真を取り込むこともあるかなぁ、なんて思いましたが、なかったです。


フィルムの一眼レフ
アルファ807 デジカメの予備(バッテリー切れが心配だった)という意味合いもありました

日用品

歯ブラシ 歯磨き粉 ケース
折りたたみ傘

エイドキット(非常用)
下痢止め、絆創膏、鎮痛剤など


その他

ヘッドライト 
読みたい本
スケッチブック
ペン

タイ語の本二冊
うち一冊は指差し会話帳!これかなり使えます!

タイ、ラオスは言葉が似ている、ラオスの言葉もこれを使いながら教えてもらうことで代用…いくらタイ語がわかるのがラオス人といっても、ちょっとラオス人に失礼だったかなと後で思い申し訳なくなりました。ごめんなさい。次はラオス語の本、買って行きます(^^;;


財布

持って行ったのは55000円

メインの財布はズボンのポケット。
一日の使う分のみここに入れておきました。

サブバックのなかに手作りジップロック財布  金額は四万円➕α

サブバックの出し入れしやすいようなポケットに両替した残りのお金。

◎万券ではなく、できるだけ細かいお札で!細かく両替でき、管理しやすい(サブのショルダーバックは常に間につけているものなのでここに一番多くお金を入れます、今回暑いだろうと腰ベルトは使いませんでした)


バックパックの奥まったところにジップロック財布で予備の一万円

クレジットカード類は持ってないので持って行きませんでした!つまり、現金だけ!危なっかしいので、クレジットカード作ろうかな…なんて思いました。


結局使わなかったもの

山用の保温ボトル
紅茶
日焼け止め…
(使わなかったおかげて真っ黒…あんまり使う習慣がなかったもので…汗)

今回持って行くつもりで、
忘れてしまったもの


ガイドブック

何人かの人に、ないの!?とびっくりされましたが…結論から言えばなくてもなんとかなりました。歩けば宿は見つけることはできたし、だいたい事前に情報は集めていたので、いままでの経験があればなんとかなると忘れたことに気づいても買うことはしませんでした。

むしろないことで、迷うこと覚悟でいろんなところ歩いたし、楽しかったです。

シュラフカバー 

カバーとはいえ、薄手のシュラフ(寝袋)としても使えるため、
少し汚れた布団に寝るときや、空港で夜を過ごす時、寒くなるほど冷房がきつかったので、なくて失敗したと思いました。

長時間のバスの移動でも、冷房がきつくてかなり寒いのでブランケットは経験上(東南アジア)だいたい貸してくれますが、シュラフカバーがあるともしかするとより快適?とも思いました。





何にもないことこそ、贅沢だった。〜ラオス ドンデッド

ナカセン。

ラオス、パクセーから乗り合いバス、いわいるソンテウに3時間ほど乗ってこの街まできた。


バスターミナルから、まっすぐ一本道。メコン川の船着き場を目指す。

途中トウモロコシを食べながらゆっくり歩いた。

広い。
空が本当に広い。


ラオスに来てからずっと思ってたけど、
やっぱりそう。

めっちゃ空が広い。




空と海みたいに広い海を眺めながら、僕は船でドンデッドに渡った。

島についてすぐ、何かを一生懸命作っている少年がいた。

サワディー

僕はにこやかに挨拶をすると、
彼は僕をその制作に協力を求めた。

ぱっとこっちを振り向いた瞬間、
ダウン症だとわかった

こんなラオスの田舎まできて
ダウン症の男の子に出会えるなんて
なんの因果だろう

本当にニコニコして
言葉にならない言葉を発しながら
僕にここを押さえててと指示を出し
彼はそこに釘をうった。



飛び跳ね
笑い、からだを振り
喜びを全身で表現している

一段落ついたところで
僕は彼にありがとうと言って
先に進むことにした

たくさんの子供たちが遊んでいる



走り回り
木に登り
川に飛び込み
ぼーっとしてたり

いろいろ



とりあえず僕はバンガローを取って
テラスに横になった。


なんにもない、そんな言葉で旅行者を魅了するドンデッド。

ここにはたくさんの子供たちの笑い声と、
あたたかくおおらかな人たち、
人懐こい水牛、
雄大なメコン川、
どこまでも続く田園風景

ビールもあって
おいしいご飯を島の人が作ってくれる

ここには、遺跡もショッピングモールも
観光地らしいものはない

でも、人を穏やかに、
そして幸せにするには十分すぎるぐらいの
ものがここにはある

次回は、素敵なサンセットをご紹介します。


ドンデッドの行き方はこちらの記事をご覧ください、

バンコクから13時間、パクセーから3時間。
移動だけて16時間。

http://outdoorbackpaker.blogspot.com/2014/08/blog-post_12.html

パクセーまで飛行機で来れれば、もっと時間の節約になるのだけど、僕はこういう地を這う旅が好きです。