朝5時をすぎて、目が覚めた。
少しだけ頭が痛い。
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昨晩は、バンガローの明かりもそこそこのテラスでてんこもりのカオパットを食べ、
ビアラーオの瓶を二本開けた。
メコン川も目視できないほどの薄暗いそこで僕は眠りに落ちていた。
ほかの客は誰もいない。一人僕は泥酔してしまった。
気づいて部屋に戻ったのは0時を回ってからだ。少し星空に期待していたのだが、見えない。
雨期だからだろう。あんなに雲もたくさんでていた。残念だったが僕はベッドで再び眠りについた。
朝焼けを見たかった。
気持ちよく走りたかった。
ランニングパンツを履き、
カメラといくらかのお金だけ持って外に出た。
横目には、メコン川と朝焼け、川沿いの道を反れると田園風景が広がった。
人懐こい水牛たち、近づくとじーっと見ている。
動くとその分だけ水牛たちの首も動く。二頭同時に。
面白くて何度も左右に動いて、水牛をからかう。
面白くて何度も左右に動いて、水牛をからかう。
だんだん明るくなっていく。
途中の民家の前で、何かを作っている。
アライ?(何?)
アライ?(何?)
聞くだけ聞いといて、言葉は全くわからなかったけど(笑)、ジェスチャーから察するに、編んで、籠か何かにするのだろう。
そこのうちの犬がついてくる。
犬を煽って煽って、いつの間にか、全力ダッシュ。
Hey、Hey!
と、犬を煽って楽しんだ。
Hey、Hey!
と、犬を煽って楽しんだ。
そして、少し行くと、それ以上はついてこなくなった。
橋があった。
メコン川を渡ることができた。
隣の島まで歩いていける!!
とテンションがあがりまくる。
隣の島まで歩いていける!!
とテンションがあがりまくる。
なんだかこの橋がすごく好きだ。
少しの間、座ってメコン川を眺めたり、
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STOP HERE FOR TICKET
と書いてあり、いきたいなぁ
どうしようかと思い悩みながら
写真を撮ったりしていた。
この女の子は、お母さんと一緒に橋を渡っていた。
挨拶をして通り過ぎるけど、写真を撮りたい、そう想い、思い切って後ろから声をかけた。
そしたら、手に持っていたものをポンとなげ、
子供らしい素直そうな顔が女らしい澄まし顔になり
ポーズをとった。
何枚か写真を撮らせてもらったけどこの最初の二枚が、
なんともいえないかわいらしさと、面白さがでていて、すごく好き。
チケットが必要なのをわかっていたが
ドンコーン?
通り過ぎた人に聞いてみた。
そうだそうだ、と橋の向こうを指差す。
つづく。
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