空港で外国に来たんだと思わせる、このタイのゆるさ。考え方の違い。
日本ではありえないけど、
両替カウンターでは自分の携帯音楽を聴き、
僕の両替の最中ですら、暇を見つけてはたびたび触っている
あちこちで、仕事が終わったと思われる空港職員がじべたに座ってたむろしながら楽しそうに笑い合い、話をしている。職員同士のカップルもいちゃいちゃしている。しかも旅客のおもいっきり目につくような場所で。
せかせか一生懸命会社のために働くことが美しいとされる日本、楽しいが一番、それがここタイの人たち。
どっちがいいとか悪いとか言うつもりもない。どっちもいい。求めているものが違うのだ。
僕は、ラオスへのバスが出ているモーチットバスターミナルに行くつもりだった。バスは夜行、(確実な情報ではないが)でもなんとも最初にバスチケットを買っていかないと不安だ。そう、航空券以外は、何も手配せずにここまできてしまった。しかもガイドブックも忘れた。でも、ある程度必要なことは調べていたし、何とかなる。自分の力でなんとかする旅を楽しみにきたのだ。
空港近くから路線バスの発着する公共交通センターまでの無料シャトルバスも、そこからバンコクの中心部やモーチットバスターミナルへも行くための路線バスも24時間運行している。それにこれが一番安い、はずだった・・・笑(後ほど詳細)モーチットバスターミナルまで行って、そこで野宿して、朝一番でラオス・パクセーまでのチケットを買う予定だ。
とりあえずお腹がすいたので、到着ロビーからワンフロア下がり1Fの端にある24時間やっているフードコートでご飯を食べた。いわゆるぶっかけごはん。大好きな海老と卵がたっぷり入っていた。そして、少し水分の少ない細長のご飯。おいしい。
フードコートは食券性でどこも高くない。空港職員も多く利用していた。
調べていた通り、一階バスターミナルの進行方向側一番前にシャトルバスのバス停があった。
ご飯を食べ、バスストップで待っていた。
こない…こない…こない…
そのベンチでご飯を食べようとしている何人かに聞いたけど、バスはもう終わった。タクシーしか無いと言う。
いや、そんなはずは…と思ったけど、ありがとうと伝えた。
そのあいだ空港の中をフラフラ、食堂を通ると、アニョハセヨーと、声がかかる。
韓国人カップルだ。カオサンまで行くならタクシーシェアしないか?と言うことだった。どうせモーチットバスターミナルまでいっても野宿。とっとと、カオサンで宿探して、ゆっくり休んで朝一に出ればいいんではないのか、なんてよぎった。が、 路線バスの方が安いと言う思いが捨てきれず、んーちょっと考えさせて、もしそうするならまたここに来ると言った。
ちょっと考えて、やっぱりちゃんと宿とって、からだ休めてからの方がいいのではないかと思い直した。それに、彼らと仲良くなるチャンスだ。そう想い彼らのところに戻ったが、もう彼らはそこにはいなかった。
またバス停に座って本を読んだり、バスがこないのでフードコートで飲み物を飲んで休憩したり。
バス停に座ってると、なんだかたまーに向こう側の車線にずいぶんときれいな白いバスが
もしやここではない??
少し歩くとさっき僕がいた場所とは別の方向を向いたSHUTTLE BUS STOPへの矢印がある。
矢印に従い何人かの人に聞きながら、反対車線の方に行って見た。
そしたら、あった。
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