WEB STORE『旅写真と僕を支えてくれた言葉たち』
これは、僕の生きてきた証。
自信をなくして勇気が出なくなったとき『自信って自分を信じること』何回も自分に言い聞かせた。
あれは自分に向けた言葉。旅によって自分の生きる場所を小さいながらに見いだしてきた。
いろんなことがあった。楽しいことだって、受け入れがたいことも。
でも旅は僕を救ってくれた。僕の写真と言葉で大切に、勇気づけられると言ってくれる人がいるなら、
僕はあなたにこころを込めた贈り物をしたいと思います。
WEB STORE『旅写真と僕を支えてくれた言葉たち』(https://tabi-photo.stores.jp/#!/)にて、旅で見つけた宝物のメッセージポストカード、販売中。

2014年5月31日土曜日

リハビリトレラン〜高尾山口ー陣馬山縦走ナイトラン計画

今日は高尾山にナイトランしてきます。

高尾山から陣馬山の縦走。

一応トレランスタイルで計画をたてていますが、

久々のトレランであること
夜であること

を考慮して


歩きぐらいのコースタイムで余裕を持たせています。


そうそう、昨日新しいトレランシューズを取り寄せをしました。

サロモンのsense pro。

ナチュラルランニング系のシューズです。詳しくはまた記事にしたいと思います。

御茶ノ水で何件か登山用品店回って、緑はあったんだけど青が欲しかった。

できれば今日はきたかったけどしょうがない。

菅平で履ければいい。

とにかく、今日は楽しんできます。





2014年5月30日金曜日

トレイルランが教えてくれるもの

山の自然に触れるのに最高のスポーツ、トレイルラン。
山道や登山道などを走る。

ランと言ってもトレイルランはずっと走ってるわけではないく
登りは歩くことで体力を温存し、
下りなどでは、走って距離を稼ぐことができる。

かなり体力を消耗するので、
最後までいかに体力を残すかも考えなければならない。

山は好きでも
走ることが好きでもなかった僕が
なぜトレイルランを走るようになったのか。

それにはある人との出会いがあった。

その人が、自分の壁を挑戦して破っていけるということをトレランを通して教えてくれた。

彼との出会いは、高尾山のチャリティー登山イベントだった。
彼はそのイベントの主催者。

東北の被災地のために何か力になりたいと震災後すぐに精力的に活動し、チャリティーイベントを立ち上げたのだ。

みんなで高尾山に登り、それぞれ持ち寄ったものをオークションした。
高尾山山頂の先の一丁平というすこし開けた場所で行われたが、
主催者や集まった人たちはみんな明るくいい人で、とても盛り上がった。

収益は東北の大震災の復興のための資金にするという。


山を歩く彼は、すれ違う人すれ違う人に、みんな声を掛けて言葉を交わす。
山では出会ったら挨拶するのはマナーだと思うけど、それ以上に言葉を交わしている。
それも楽しそうに。

僕が、
すごいですね。
と言うと。

彼は、
そのときだけしか会えないから、
と言う。

明るくて、自由で、すごく素敵な人だと思った。



後日、しばらくたってから彼からメールが来た。

チームを作って、
トレイルラン大会を目標にみんなで挑戦して見ないか?

という誘いだった。

僕には体力も何もない
走るのだってそんなに好きではない

それでもやってみようと思えた。

彼の人柄や
みんなで何かを成し遂げ、
挑戦してもらいたいという彼ののアツイ想い

そこが一番の魅力だった。



登山の幅が広がる、そうとも教えてくれた。

登山をやっていきたいそう思っていた僕は、その言葉がとても魅力的な思えた。
一日に進める距離が、荷物を軽量化したり、走りを取り入れることで信じられない程により遠くに行ける。
今まで泊まりでしか行けなかったところが日帰りで帰って来れるようになる。
大自然の中を、小さなバックパックで思いっきり楽しむことができる。




はじめてのトレイルラン大会で僕は完走を果たした。

ゴール目前、

僕はもう倒れんばかりにふらふらしていた。

最後のきつい階段で
ひろし!がんばれ!
そう叫んでくれる人がいた。

クタクタでもうこれ以上の疲労はない、
もうやりたくない!そうとまで思った。

でも、またやりたい、チャレンジしたい。

不思議だけど、しばらくするとそう思えている。



いま、僕がトレイルランや山登りをするのは、
そこまでいかないと見ることのできない景色がある。

物理的にも、精神的にも、だ。


目の前の自分の壁をどんどん挑戦して破っていける感覚がそこにはある。
毎回、大自然に囲まれた環境で、自分が試され、進化していく。


だから、またやりたいと思う。

そんな気がする。


僕は、6月に怪我以来久々にトレランをする。

さぼることばっかりだったけど、

それでも走って、
怪我しないように
必要なトコを筋トレして
楽しめるくらいの
余裕の体力つけて


努力なくして完走は絶対にあり得ない。

トレランは、きついだけではない。

せっかく大自然の中を走るのだから
おもいっきり楽しみたい。

僕は、また一つ壁を破ることができるだろうか。

山歩家 菊地洋 のTwitter&Facebook

2014年5月27日火曜日

パタゴニア 〜 企業理念を伝えるリペアサービス



リペアサービスに出していた、パタゴニアのナイントレイルショーツ。

宅急便で我が家に戻ってきた。

嬉しすぎて、宅急便のお兄さんがドア閉めた瞬間に開けた!(子供か!笑)

修理状況

開いた穴はこんな感じ!





想像してたよりも目立たない!


それに、なんだかいいにおい。

石けんの匂いのような・・・


よくよくみてみたら、

僕がすごく気にしていたあのシミがない!!!!


場所的におしっこ漏らしたの?っていう場所だったので結構恥ずかしかった。
いろいろやってみたがだめで、気に入っていたししょうがないとなかば諦めていた。



あのシミがない!!!!!!!





そして、よく見てみると、配送に使われた袋もたぶん数回は使われているだろうくたびれもの。

写真は袋の裏側。別の伝票が剥がされた後がある。


環境に与える不必要な悪影響を最小限に抑えるというパタゴニアの一貫した哲学が見え、好感が持てます。

そしてお気に入りの一着をずっときてほしいというパタゴニアの想い。


また破れても、
しみが付いても、
パタゴニアなら直してくれる



その安心感、信頼感

もうこれは、ずっとこのお気に入りの一着を使っていきたい。
そう思わせてくれた。

そんなパタゴニア の企業理念を伝えるムービー








丹沢 塔の岳〜怪我からの山復帰


けが以来、初の山。丹沢 塔の岳。実に6ヶ月ぶりの山。


登山口は大倉。
小田急小田原線渋沢駅からバスで15分ほど。
そこから一直線に塔の岳の山頂を目指す。


僕の歩いた時間
大倉938  堀山の家1105−11  花立山荘 1155−1213 山頂1239
計3H1M
山頂1526 金冷やし1541 堀山の家 1621  大倉高原山の家 1721  大倉 1752
計 2H11M
僕の場合、だいたい休憩込みで山と高原社地図の一般的なコースタイムぐらいです。
ご自身で山行する場合は、地図を見て体力にあわせて計画をたててください。


今日は、
絶対に無理をしない!
がんばらない!
山頂で昼寝する!
が目標!



このルートは歩きやすいけど、少し岩々しているところもあり体力は要します。
なぜかって、この尾根『馬鹿かっ怒!』てくらい登りが続くんです!
通称『バカ尾根』と言われています。


本格登山の登竜門とも言われ、山を始めたばかりの頃は僕はこの山を目指して体力をつけていました。


あの有名なトレイルランナー鏑木毅さんも海外遠征前にはここにきてトレーニングをすると本で読んだことがあります。


僕はなんだかんだ大倉尾根を使っての塔の岳は今まで3回、大倉からヤビツ峠までのトレラン、また鍋焼きうどんが有名な鍋割山に言ったときにこの尾根を使いました。
でも、これほどきつく感じた大倉尾根は初めてかも。。


トレランの時より
全然きつい!


ヒーヒーいいつつ水の消費もハイスピード。
途中の堀山の家で、冷たいのが飲みたくてついついオレンジジュース買ってしまいました。。。

そして、山頂までもうちょっと。
花立山荘!
じつはここめちゃくちゃ富士山きれいに見えるんです!!!

初めてここにきたときは、
ここまできたんだと言う達成感とめちゃくちゃきれいな富士山に感動したのを今でも覚えています。
今日は曇りで、残念ながら富士山は見えなかったけれど、周りの人がかき氷食べたい!なんて言っている声が聞こえた。

『あ、僕も!』


かき氷にみんな並んでいて、山荘のおじちゃん大忙し!
で、これ。





頭がキーーーーン!!!!!!
おいしーーーーい!!!!!!

そのあとかき氷の悲劇が襲ってくるとは。。。。
そこから上へ行くとすぐに着いた。
もうすぐだと思って、とりあえず正露丸を飲み耐えていた腹痛・・・
山頂直前で緩ーく渋滞。
イライラ、イライラ・・・・・・・・・・・・
山頂だ!!!




そんな余韻に浸る余裕も感動もなくトイレに直行。
しばらく小一時間こもってしまいました!

そんな、『花立山荘かき氷事件』がありつつも


ごはん!



今日のメニューは、
ハムエッグトースト&あんこトースト!!!


のはずが食パン忘れた!
コンビニのおにぎりをつぶしてチーズを乗せて焼くと、ピザになる!という超簡単裏技(笑)



ということで入山前に忘れ物に築くことができたので、
コンビニで中華おこわのおにぎり二個購入。

 

どう考えてもピザって厚さじゃないけど・・・

ハムエッグなぜかひっくり返ってます。美味しそーでしょー!

ま、そんな適当簡単山ご飯!ぜひおためしください・・・・・

山頂は曇っていたんだけど
逆にそれが奥行きがあるように見せてくれて
気持ちよく少しお昼寝。
マット持ってきた甲斐がありました。
きもちよかったからいいんだけど、寝過ごしてしまった・・・・
慌てて下山。



翌日は大変な筋肉痛となりました。。



写真はまたアップしたいと思います。

2014年5月25日日曜日

アジアの匂い〜ラオスフェスティバル2014

渋谷駅から、代々木公園に向かい人ごみに流れていると、

ある瞬間から、妙に落ち着く匂いがする。








お香の匂い。香辛料の匂い、

そして、タイ語?ラオス語?
ネコみたいなにゃーにゃーいうことばが聞こえてきた笑

妙に落ち着くこの空気。

たくさんの屋台があり、そこで多くの人が並び、そして食べている。

屋台の人は仲良くおしゃべりしながら楽しそうに仕事をする。

暇な時に、ほかのひとを驚かせて喜んでる女の子もいた。楽しそう。

ライブでは、観客も壇上にあがり一緒に盛り上がっている。




ラオスフェステバルだ。



このラオスの空気感に触れることができるのも楽しみの一つだが、いろんな現地の食べ物を食べれるのもとても楽しい。



僕は、こんなものを食べました。

ガパオ&グリーンカレー、空芯菜



ビール飲みたい!!
ガイヤーン





ほかにも食べたいものがあったけど、お腹いっぱい。



マンゴースムージー


ラオスの人は、



よく笑い
仲間や家族を大切にし
すごく無邪気なところがある

それが僕がラオスを旅して感じたラオス人の印象。


そんなひとたちと、少しだけど言葉を交わし、ラオスな匂いをたくさん吸い込んで、
なんだかまた、行きたくなった。

ラオス。




2014年5月24日土曜日

グレゴリー アクティブトレイル 『ミウォック』(女性用:『マヤ』)〜軽量、タ フ、背負 い心地を重視したグレゴリーのバックパック

グレゴリー のミウォック44。
(女性用:マヤ)



今、一番欲しいバックパック。


一目惚れしました!!!!!

あの青!!!!!

あの一本締めバックルにあのシンプルさ。


超かっこいいーーーー!


僕は今、ドイターのフーチュラプロ37というのを使っています。




これこれ。


この容量で一泊のテント泊もしますが、いつもキツキツ・・・
全く余裕がない感じで、ご飯をフリーズドライなど簡単なものにすること、着替えも少なめにすることで、なんとか入る感じです。

帰りにお風呂いこー!なんて荷物の余裕はありません。

そんなこんなで、もう少し大きいのが欲しいなぁと思っていたんです。


なんと!ミウォックが登場している!

記事内で、あの石川弘樹さんもパタゴニアトレイル・ファストパッキング130Kmの旅でミウォック34を使っていますが、理想のパックについてこんな風に言っています

ファストパッキングには軽くてミニマルなザックが合いますが、そんななかでも僕は背負い心地を重視します。無駄を削ぎ落としすぎたペラペラなザックは、僕にとって快適ではない。ある程度の軽量性をかなえつつも、山に持っていて安心できるタフさがあり、なによりも背負っていて快適。そんなザックが理想です」

より抜粋

軽めの装備でスピーディーに長距離縦走などを旅しむファストパッキングですが、これに耐えるくらいに軽く、タフで、吸水速乾で背中の作りにあわせた湾曲した背面。

こういったタフな旅にはグレゴリーのミウォックがぴったりだったんですね!



ミウォックにはほかにもトレランに適した24、12、8リッターの容量がラインナップされている。

このトレラン向けのものも、ちょっと目をつけています。

6月に出場する菅平トレイルランでは、HAGLOFSのGRAM 15 というのを使う予定だが、もう2年以上使っている。

その上、使い勝手がよいので普段使いやちょっとしたランにも使っていたら、かなり使用感が出てしまっています・・・


バックルも擦れて、弱くなっているのですぐに下がってくるのは山使いではちょっとストレス・・・


ということで、菅平で山使いは引退かな、と思っています。









2014年5月22日木曜日

式根島 旅情報〜キャンプ場、露天風呂、観光地など

式根島は本当にいいところでした!

せっかくなので、実際に行ったところなど、使えそうな情報はいくつかのせておきたいと思います。


式根島へのアクセスhttp://www10.ocn.ne.jp/~shikikyo/access/index.html


大型客船での式根島までの所要時間  約11時間ほど。

前にも書きましたが、連休まっただ中のその日の朝に思いつきで船をとるために東海汽船に電話をして船をとりました。


大型客船では席種が

特等、特一等、特二等、二等、二等席なし

とあります。


二等と二等席なしは料金は同じです。(6430円)


当日の朝でも今回は二等の席があるほうが取れた訳ですが、席なしであれば大概は乗れると東海汽船のお姉さんが言ってました。


実は去年も大島にいこうとやっぱり思いつきで前日ぐらいに電話をして船をとった記憶があります。やっぱり席なしで。このときは、熱が出てしまいキャンセルしましたが。


ジェット船は早く、四時間もあれば十分行くことができますが、乗ってないので割愛します。





そして、お宿は…




キャンプ場


大浦キャンプ場http://www10.ocn.ne.jp/~shikikyo/stay/ooura/


海岸が目の前で景色もよく、設備も整っており一人でもファミリーでも過ごしやすいかと思います。
連休まっただ中ということもあり、激混みでしたが・・・


キャンプ場データ

・シーズン(夏期:7月~9月、ゴールデンウィーク)のみ開場
・無料
・予約は不要ですが、ご利用者多数により、テントを設営できない場合があります。
・焼き場、水道、トイレあり
・テント持参

問い合わせ:新島村役場式根島支所 04992-7-0004



式根島オフィシャルサイトより抜粋




露天風呂


僕が入ったのは松が下雅温泉、それに隣接した足付温泉です。

ここは温泉と海水が混じり合う海中温泉で、海を目の前にして露天風呂を楽しめます。
混浴で水着着用。カップルにいいかもしれませんね。
更衣室はありますが、小さいです。

式根島にはほかにも地鉈温泉という無料露天風呂があります。


観光の見所

唐人ヅシロ周辺









神引展望台。


式根島で一番高いところです。とてもいいところですよ!!



露天風呂や神引展望台については、このページを参考にしてみてください

http://www10.ocn.ne.jp/~shikikyo/sightseeing/index.html
式根島オフィシャルサイト

食べ物

たたき丸


ちょっとした気持ちで食べてみたらめちゃくちゃうまかった。

中には明日葉のつくだにとご飯が入っている。








島唯一の居酒屋。千漁。
入れなくて残念!
次回こそは!





隣のテントの方から頂いた、
式根島産のかめのて、ふのり、山菜の天ぷら。




この「かめのて」と、いう貝、めちゃくちゃおいしい!

貴重なので、流通しないそうです。


番外編

式根島への旅はバッテリーの充電に困らなかったことが意外だった。



船にも使用可能なコンセントがあり(通路のコンセントに勝手に充電器さしてる人も居ましたが…)、大浦キャンプ場にも受付のところに電源がいくつもついた延長コードがありました。

一応断って、そこの電源もお借りできました!


こちらもご覧いただければと思います。

旅に出るまで





2014年5月18日日曜日

失恋休暇










上司が、少し休みとる?

なんて言ってくれた。

そう。
失恋休暇という名の休暇が天から降ってきた。



4月。歓迎会での話。

自己紹介をあっさり済ませたが、
上の人たちが僕に変わっていろいろ話してくれる。
話べたなのでありがたいが。

みんなが聞いてる中、菊地君は彼女とそろそろ結婚するんだから、と始まった。

まだ職場の誰にも言っていなかった。

黙ってうなずくことしかできず、どうしようとおもった。

こんな歓迎会でそんな話をするつもりなんかない。

でも嘘はつけない。

ああーーーー


あのここでお話ししたいことが、、、、

おおいよいよか!

なんて野次が飛ぶ。

みんな結婚が決まったと報告すると思っている。

そんな空気の中、







別れました!!!!!!!!



、、、、、





えーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!


と、一同ひっくり返る。



主役ではないはずの僕が、注目を浴びびてしまった。

できるだけさっらと流してもらうため次を促した。

お酒がはいり、上の人から熱く励ましの言葉をいただいた。

そして、直属の上司にも

大丈夫?仕事少し休む?と言ってもらえる。

失恋休暇。





海外に行きたい!

真っ先に思った。





休みをとるとすれば6月、その失恋休暇の予定をそろそろ決めなくてはならない。

休みを取れるとすると4日間。

行き先をいろいろ考えた。


ふと、夏は休暇中の仕事を断固(笑)受けなければ、最大9日休みになる。
と、ふと気がつく。

海外に行くならそっちのほうがいい?と思い直す。

いつも流されて休みに仕事を受けてしまうので、今夏は断固仕事は断る!で、海外に行く!

先に宣言しておけば大丈夫!



そのかわり今回は山に行こう。

日曜と、一日有給にしてもらって、
まったり山を楽しもう。

足がよくなりまだちゃんとした登山には行っていないけど、

雲取山でテント泊なんてしよーかな。

久々の山でテント。

わくわくするなぁ




失恋したからって休みをくれようとする上司もそうだが、この会社の人たちは本当にいい人ばかり。常に同僚やサービス利用者のことを考えている

トップの人は、
本当に人に恵まれてここまで大きくなってきた。
ここにはいい人しかいないし、変わった人が入ってきてもいい人に変わる。


歓迎会でそう言っていた。


いい人ばかりのこの中で、
もしかしたら、ちょっと浮いているかもと、思ってしまう僕。


いい人になれているだろうか。




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2014年5月16日金曜日

式根島旅日記〜旅の終わり。


テントに戻って、遅い夕食の準備をした。

アルファ米を戻し、またまたフリーズドライのグリーンカレー。
これがけっこう美味しい。最近たまに買う。グリーンカレーだけではなく、このシリーズ全部美味しい!




画像Amazonより


真っ暗の中、ヘッドライトをつけての調理。手元以外はほとんど見えない。もうみんな寝ている人が多いようだった。

近くから声がする。

これからご飯?

これ食べな。

と、残り物だと彼はいったがごちそうを分けてくれた。
この時期5月の連休の時期にはもう10年以上ここ式根島に通っているという。
彼は、Tさんといった。魚を釣り、貝を採り、山に入っては山菜をとった。

彼にとったら、ここにくれば、食べるものだって困らない。
住むところだって無料のキャンプ場がある。

連休の途中で、友達家族も彼のテントに加わった。

子供たちを喜ばせるのが本当に楽しそうだ。

僕は釣りもできないし、雑草と山菜の見分けもつかないかもしれない。

いいな、かっこいい。

そう思った。


彼が分けてくれたのは、自分でとったという山菜の天ぷらや海藻のふのりや『かめのて』という貝。






この、かめのて、というのはここでしか食べれない珍味でほかに流通することはないと言っていた。
これがめちゃくちゃうまい。

貝をむしって中身を食べるのだが、あまーいジューシーなかにのような味。

さらにこのかめのてでだしをとったお味噌汁までいただいた。

本当に美味しい。

少しお互いの身の上話をして僕らはそれぞれのテントに戻った。



島料理を食べようと島唯一の居酒屋にはいけなかったわけだけど、ここでこんなに美味しいものを食べることができた。




翌日朝、テントをあけ外をみるとこんな空だった
少し雨が降っている





そして僕は式根島を発つ。




僕は人といることが苦しいと思うことがある。


それは、いつも周りの人にあわせ、自分を出せないでいるからだ。

一人旅は、全部自分勝手に進んでいく。
何があっても自分の責任。

もっと誰にあわせることもなく、
自分勝手に生きていたい

そして誰よりも人に優しくありたい

式根島に行く直前、
いつも聞いている曲。
いつもはスルーしていたけど、たまたまこのフレーズがすっと入ってきた。



繰り返す自己兼悪とか
そんなのは自己満足
踏み出せない自分を
許すためのものなんです


帰りの船で、そんなことを考えていた。






山歩家 菊地洋 のTwitter&Facebook

2014年5月15日木曜日

式根島旅日記〜開放的な露天風呂『松が下雅&足付温泉』、島唯一の居酒屋千漁

ご飯を食べ、昼寝もして、海にも少し入った。

17時をすぎようとしていた。

とりあえず風呂に行くことにする



島でいくつかあるお風呂の中で
地図を見ながら
なんとなーく、感で、ここ、って決めた。
















散歩しながら歩いた。





ここだ。

足付温泉とその手前に作られている松が下雅温泉。
無料で入浴できる海中温泉であり、露天風呂。
わき出している温泉は熱いのだが海水との割合でその温度は熱かったりぬるかったりするようです。
式根島にはそんな温泉が何カ所かあります。

ここだと思ったものの、あまりに開放的な温泉だった。
何も調べていなかったので、まあうれしい誤算か。

夕日を眺めながらお風呂に浸かれると思い意気揚々だったが、あることに気づいた。


混浴。水着着用。

まじかよ。僕は水着をおいてきていた。
夕暮れをみながらお風呂に浸かれると思っていた僕はがっかり。




水着を持ってきていなかった僕は、片道30分をかけて我が家のあるキャンプ場まで戻ってかえってきた。

キャンプ場に戻ると、きれいなサンセット。




再びお風呂についたときには少し暗くなっていた。

人も少なく星空でもみながらゆっくりできるのかなと思ってわくわくしてくる。



すごくぬるくて寒かったので温泉が湧いているできるだけ温度の高いところを探してあったまった。

ぼーっと二時間ぐらい。空を見上げたり、何も考えなかった。

(何となくとりにくくてお風呂の写真はありません。。)




やっぱりこの島は外国人が多い。

ここでも、ロシア人旅行者と多分ドイツ人旅行者がお酒を飲みかわし、お互いの国の言葉を聞き合っていた。
大きな笑い声。

暗くなってくると人が増えた。
やっぱり星空のもとでお風呂に入りたい人たちだろうか。

残念ながらあまり星が見えるような空模様ではなかった。

帰り道、島唯一の居酒屋千漁で島料理が食べたかった。



しかし、お店に入ると

満卓です!と、入店できず。

すぐ近くで式根島出身のうたうたい、なついちさんのライブがあるとのことだったのでちょっとのぞいてみる。

島の中学生か高校生ぐらいの子たちもたくさんきていて、本当に元気。みんなとても素直そう。

元気をもらったところで、もう一度千漁に顔を出す。

もう閉めましたー

とのこと。

店には23時までと書いてあったけどまだ9時過ぎ。まあしょうがない。

島料理は食べることができなかったけど、キャンプ場に戻ったらきっといいことがある。そう信じて、帰路についた。