WEB STORE『旅写真と僕を支えてくれた言葉たち』
これは、僕の生きてきた証。
自信をなくして勇気が出なくなったとき『自信って自分を信じること』何回も自分に言い聞かせた。
あれは自分に向けた言葉。旅によって自分の生きる場所を小さいながらに見いだしてきた。
いろんなことがあった。楽しいことだって、受け入れがたいことも。
でも旅は僕を救ってくれた。僕の写真と言葉で大切に、勇気づけられると言ってくれる人がいるなら、
僕はあなたにこころを込めた贈り物をしたいと思います。
WEB STORE『旅写真と僕を支えてくれた言葉たち』(https://tabi-photo.stores.jp/#!/)にて、旅で見つけた宝物のメッセージポストカード、販売中。

2014年5月11日日曜日

式根島の旅日記〜島一周へ歩き出す。










朝だ。
そして式根島に着いた。



ここまで本当に長旅ではあったけれど、快適で、何より洋上でめちゃくちゃきれいな日の出と対峙できた。
最高の船旅。



僕は大浦キャンプ場でテントを張ろう。
そして島で一番高いところにいこう。

それぐらいのことしか決めていなかったし、調べてもいなかった。
なんせ当日の朝に思い立った旅だったので。

港では、旅行者をすり抜け旅館からの迎えの車たちを横目にみて、先へ進む。

大浦キャンプ場→

看板に従って歩き始める。

どんなキャンプ場なんだろうか。
山ではないところのキャンプ場は初めて。












大浦キャンプ場は、海岸沿いにあるので敷地は砂地。
50張ほどの規模で炊事場やトイレ、簡易シャワーなんかもあった。

利用料金は無料。

キャンプ場につき幕営の手続きをしていると、常連さんがであろう人たちが多く受け付け付近に座って世間話をしている。

僕も話しかけられ。

すごい込んでいるよー
テント、小さいやつ?
どっか無理矢理突っ込んで!

そんな言葉をかけてもらいつつ場所探し。


砂地のテント場はぎっちりとファミリーや学生たちのテントで埋め尽くされていた。
狭いので遠慮がちに歩き回り、ようやく隅の隅に小さなスペースを見つけた。

大きなテントに挟まれているこの場所に、急いで小さなテントを張った。



キャンプ場でもらった地図を頼りに歩き出す。

写真家の石川直樹さんが本の中で

旅に出たらまずその町の一番高い所に行くという。
そして町の全景を眺る

そう読んだことがあった。

そのエピソードが僕はすごく好きだ。

ロマンチックで魅力的。

僕は島で一番高いところを目指した。
そして島を一周したい。

そんな思いで僕は歩き出した。



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