WEB STORE『旅写真と僕を支えてくれた言葉たち』
これは、僕の生きてきた証。
自信をなくして勇気が出なくなったとき『自信って自分を信じること』何回も自分に言い聞かせた。
あれは自分に向けた言葉。旅によって自分の生きる場所を小さいながらに見いだしてきた。
いろんなことがあった。楽しいことだって、受け入れがたいことも。
でも旅は僕を救ってくれた。僕の写真と言葉で大切に、勇気づけられると言ってくれる人がいるなら、
僕はあなたにこころを込めた贈り物をしたいと思います。
WEB STORE『旅写真と僕を支えてくれた言葉たち』(https://tabi-photo.stores.jp/#!/)にて、旅で見つけた宝物のメッセージポストカード、販売中。

2014年3月13日木曜日

ラオス バンビエンでの川下り 〜場違いな旅行者辺編




ベトナムのホーチミンからバスでハノイまで南北縦断をして、いよいよラオスに入る。

 ハノイからの22時間のバス旅を終わりが近づき、僕はラオスにいた。
ホーチミンとハノイでは、あまりの排気ガスと騒音にやられ、 ビーチでは引ったくりに腕時計を持っていかれ、デジカメもどこぞやで紛失。飯のとき屋台のおばちゃんですら、ふっかけてくる。 とてもいいところだったのだけど、疲れることもかなり多かった。

やっと一息つける。 そう思えたのは、ラオス。


ラオスに来たら絶対に行こうと思っていたところの一つ、バンビエン。

バンビエンでは、ソン川という川が流れておりタイヤ型の大きな浮き輪(チューブ)で川下りができる。

しかも面白いのは、そのチュービングがビールを一本買うだけでおまけとしてついてくる。

待ち合わせにつくと、僕だけ場違いな事に気づく。

みんな水着をきている中、僕だけジーパン&シャツ。イメージとしては軽いものだと思った。

バスで知り合って一緒に行くことになったK子さんですら水着だったが、もう遅い。覚悟を決めた。浮き輪に座るだけだ!

周りには水着にシャツという格好の欧米人がほとんど。 

とりあえず、ビールを飲みながらゆっくり出発を待った。

そこには簡易なバンジーで川に飛び込むものもあり面白そうだったので、やって見ることになった。


係員は、これは危険だからと説明した上で、泳ぐの自信あるか?と、聞いてきた。

K子さんは

YAEH!!!

僕は、

ん…少し考えてしまった。泳げるってどの辺まで?普通に泳げるけど、自信はないしなーなんて考えていたたら、もうアンタはダメだってことになって結局できなかった。

Kこさんめちゃくちゃ楽しそう…



いよいよ、出発する時間だ。川に浮いたタイヤ型のチューブの穴にお尻をいれて勢い良く座った。

どっポーン!!!

僕はひっくり返って川に落ちる。。(笑)
その川はかなり深く、ものすごく慌てふためいてしまったが、すぐにラオス人が陸に引っ張ってくれた。

まあそんな事があり2回目できちんと座ることができ、全身濡れるがジーパンだった僕は吹っ切れた。

神様からの素敵なご褒美。(笑)



ゆったりと川の流れに身を任せ、本当に気持ちい!

K子さんの方は、川の流れに乗ってスイスイ行くが、僕の方は、あまりうまく川の流れに乗れずノロノロ。

いつもそう、僕は大概のことにおいて何をやっても人より時間がかかる。

まあそんなこともあるさーなんて、呑気に流れを楽しんでいた。

だいぶ遅れてしまっていた。


まわりにはだれも見えなくなったが、岸からはラオス人が手をふってくれた。

のどかだ。

ゴールはまだ先だろう、と思い流され続けた。

しかし、少しずつ、心細く、不安になってゆく…


つづく…







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