WEB STORE『旅写真と僕を支えてくれた言葉たち』
これは、僕の生きてきた証。
自信をなくして勇気が出なくなったとき『自信って自分を信じること』何回も自分に言い聞かせた。
あれは自分に向けた言葉。旅によって自分の生きる場所を小さいながらに見いだしてきた。
いろんなことがあった。楽しいことだって、受け入れがたいことも。
でも旅は僕を救ってくれた。僕の写真と言葉で大切に、勇気づけられると言ってくれる人がいるなら、
僕はあなたにこころを込めた贈り物をしたいと思います。
WEB STORE『旅写真と僕を支えてくれた言葉たち』(https://tabi-photo.stores.jp/#!/)にて、旅で見つけた宝物のメッセージポストカード、販売中。

2014年7月6日日曜日

みんな弱さを秘めている〜強い人なんかいない。ただ弱さをバネにしているだ け。






吃音であっても、なくても、
人にはいろんな個性がある。

人前に出て話すのが緊張してしまって、すごく苦手だという人もいる
そうかと思えば
目立つのが大好きで、どんどん前に出て行ってしまうひともいる


吃音が人生を作るのではないはない

その人の素質、考え方、個性が

その人の人生を作っていく。


たまたま僕は吃音だった
もし吃音ではなくても
違う形で、何かしら乗り越えるべき壁が訪れていたと思う

それを、どう考えて、
どう乗り越えていくかというのは

その人の個性。



僕の吃音の友人は、

強いですね
強そうですね、

そう言われることがあると言う

でも彼は、そんな言葉にいらついていた。

一見強そうに見える彼の体つき、優しさ、男らしさ

それは彼の弱さの裏返しであるからだ。

それは本質をついてはいない

『強い訳じゃない』

彼はそう言う。

学生時代だって、彼は奴隷だったという。
その言葉はなんだかとても重く感じた。
自分に自信がなく、ただ相手にあわせていた。

でも彼は、5年前に同じ吃音の人と出会う。
その吃音の人は、馬鹿にされつつも、
吃音をバネに猛勉強して有名大学に入った。

すべてのことから逃げていた僕の友人は衝撃を受けた。

自分に何ができるのか。
そう考えて、彼なりに出した答えが筋トレだった


そんな自分を変えたかった


強くなりたいと願っただけ
弱いから強くなりたい、
自分を変えたい、そう願ったのだ。

五年前以前の彼は、すべてのっことから逃げていた。


何年か筋トレを続けると
体つきもだいぶ変わってきた

本当は弱い彼の精神面
それを彼は心理学を学ぶことで
自分の心の弱さの根源を知った

そして、彼はコミニュケーションが苦手な部分を克服するために
マジックや手相を覚えた

そして友人にあえば練習させてとマジックを披露したり
彼の学んだ論理療法、行動や考え方を変える心理学についてあつく語った

本当にまっすぐ。
子供のように。

ただひたすらまっすぐ。

本人はなんと言うかわからないが、本当に努力家だと思う。

常に彼はこれは自分を向上させてくれるのかといったことを口にしていた。
なんでも自分を向上させるための勉強。

その精神で
SNSなどの飲み会にも積極的に参加して
自分の学んだことのアウトプットの場にして
知らない人とどんどん会ってはマジックや心理学トーク
努力の末得た筋肉をネタにするために
彼は常に握力計を持っていて、筋肉勝負をやっていた。




それらすべての行いが
ただ強くなりたいのその想いが

彼を大きく変えた



表面的な結果だけを見て彼が強いというのは違う

彼は本当は心の中に弱さをものすごく秘めている
それと同時に、それを変えたい、そう思う強い思い気持ちがあった。

そしてその結果が自己肯定の積み重ねになっていった。

確かに、酔っぱらうと脱いで筋肉自慢始めるし
自分の筋肉を写メで送ってくることもあるけど

いい意味で子供っぽい素直さがあり、
自分の好きなこと伝えていくことで
人の役に立つことを喜びにしている

僕はそんな彼を尊敬してやまない。


0 件のコメント:

コメントを投稿