WEB STORE『旅写真と僕を支えてくれた言葉たち』
これは、僕の生きてきた証。
自信をなくして勇気が出なくなったとき『自信って自分を信じること』何回も自分に言い聞かせた。
あれは自分に向けた言葉。旅によって自分の生きる場所を小さいながらに見いだしてきた。
いろんなことがあった。楽しいことだって、受け入れがたいことも。
でも旅は僕を救ってくれた。僕の写真と言葉で大切に、勇気づけられると言ってくれる人がいるなら、
僕はあなたにこころを込めた贈り物をしたいと思います。
WEB STORE『旅写真と僕を支えてくれた言葉たち』(https://tabi-photo.stores.jp/#!/)にて、旅で見つけた宝物のメッセージポストカード、販売中。

2014年8月12日火曜日

なんにもないラオス〜ラオスのなかでもなんにもないといわれるシーパンド ン、 デッド島


なんにもないと言われるラオス。

そんななかでも、何もないというデッド島にきています。

シーパンドン。

四千の島、という意味なのですが、メコン川に浮かぶ中州です。

メコン川は本当に雄大です。

とりあえず、メコン川を眺めながら、昼寝でもしようと思います。

デッド島行き方



パクセの市街地から南バスターミナルへ

パクセの中心に市場がありますが、そのなかに乗合バス乗り場があります。
乗合バスがたくさん停まってるのでわかるとおもいます。

南バスターミナルまで乗合バスで10000キップ!
と言われましたが、言い値なのでもっと下がるかも。

今回僕は事前情報で時間帯的にバスがないと思っていたので、現地調査せずまま約束してしまったバイタクを利用しました。



所要時間 30分くらい
料金 交渉の末、25000キップ (もっと下がりそうでした。)


南バスターミナルからナカサン

僕は10時の便を利用しました

料金 40000キップ
所要時間 3時間


ナカサンからデッド島

ナカサンバスターミナルからメコン川のほうに歩くとすぐに船着場があります。短い時間でしたが本当に楽しいメコン川の船旅でした

料金 15000キップ
所要時間 10分ぐらいだったと思います


デッド島もそうですが、これまでの旅の様子はまたアップしていきたいと思います!!





2014年8月9日土曜日

ついにこの日が来てしまった。


きてしまった。

成田空港。



友人とお茶をして、もうこんな時間。

これから、もうあと少しで飛行機に乗ります。


ドキドキ、ワクワク。

とりあえずいってきます!

2014年8月3日日曜日

あの白い鳥のように空を飛びまわりたい〜僕はもうすでに自由だった。










仕事がえり、ふと空を見上げたら、

とても大きな白い鳥が

どこかに羽ばたいていた


あんな風に空を自由に飛びたい、

そう思ったところで
僕はもう自由なんだと思いあたった

毎日食べているものも
誰と会おうが
どんな仕事をして収入を得ようが
どんな旅をして
いつどんなときにカメラのシャッターを切ろうとも

誰に強制されることもない
すべて自分で決めていること

きっと、あの白い鳥も、楽しいことばかりではないのかもしれない

もしかすると、
毎日孤独と戦っているのかもしれない。
食べ物にありつけずにひもじい思いを何日もしてるのかもしれない。





でも、それが、自由。









ミャンマーで小さな旅の革命が起きていた。



この夏休み、タイに行く。
バンコクまでとりあえず行くことは決まっているが
ほかはまだいっさい決められていない

あと2週間をきった。

まあでも
ゆっくりとバスで北部をゆっくりまわってもいいし

国境越えをするにはやや心細い日程ではあるが、
ラオスも近い。カンボジアだってある。

バンコクからどこに行こうかと調べていると、こんな情報が!

去年夏、タイーミャンマーの4つの陸路国境から
陸続きでミャンマーを旅できるようになっていた!!!!

タイから陸路越境できる4つの国境

ミャンマー側/タイ側
タチレク/メーサイ
ミャワディ/メーソット
テーケー/スナロン

コートーン/ラノーン

今までもタチレク/メーサイやコートーン/ラノーン通過できてはいた。
ただ、限定パーミットで国境から数キロ圏内、日帰り
もしくは限られた都市にしか行くことはできなかったし

ヤンゴンまで行くには飛行機を使うしかなかった





つまり、これからは、

陸路越境でも、どこから入っても出ても
どんな旅をしようが自由になった!!



革命だーーーーーーーーー!!!!!


と、叫びたいくらいの衝撃と衝動にかられる。

今頃???

って声も聞こえてきそうですが・・・

来年には、バンコクからヤンゴンへの国際バスも走るようになるという。


____________

何にもないミャンマー 高熱でうなされるだけの3日間。

それでもそのなにもなさが魅力だった

5年以上前の話になるが、僕はタイのメーサイからミャンマー側のタチレイ、チャイントン、中国国境のモンラーまでの予定でオーバーナイト、3日間の限定パーミットを取得してミャンマー側に入国した。

ミャンマー語を教えてもらいつつなかよくなった
ミャンマー人の車をチャーターし、とりあえずはチャイントンへ。
何度も何度も検問があり、車をとめられ、身元チェック。

あまり難しいことはわからないけれど
これが軍事政権なのか、なんてぼんやりと考えた。


チャイントンについたそうそう宿の交渉で一悶着し
落ち着いて街に散歩にでた。

なんにもない。

車も人もあまり見ない。

お寺はとても立派だったが。

今考えるとこの頃から、少しずつ意識朦朧、らぼんやりしていた。
初めてのミャンマー。感傷にひたるはずが、ひどい疲労感。

それでも、僕の大好きなクレープを見つけ、一気にテンションがあがる。
アジアでよく見るおしゃれのかけらもないクレープとでもいおうか、
ローティを出す店がチャイントンにもあった。


そこに入ってローティを食べていると
視線を感じる・・・・・

本当にまっすぐ若者たちが僕らを見ていた。

何となく恥ずかしくどうしていいかわからなくて、
にっこり笑ってピースした

片言の英単語、
国境で教えてもらったミャンマー語
片言のタイ語で

いくつかの言葉のやり取りをするが、言葉ではほとんど通じ合えなかった。
でも、笑い合った。少しの時間だけど、楽しい時間を過ごした。


僕は街を歩き、やがて暗くなった。
ここがどこだかわからない。

あることに気づく。

唯一の宿に帰るための手がかりがない!

一緒にいた友人はあきれて何も言わなかった。
異国の暗闇の道で、宿の名前も記憶にない
どこをどう帰ればいいのか。

結局は親切なミャンマー人に救われた。
お金もとらずにあちこち宿を回ってくれた。

本当に頭が下がる。

そのあと僕は、ベットに横になり起きれなくなった。

ひどい高熱だ。

せっかくのミャンマー。
ベットに寝込みかたくなに食事を拒む僕に
無理矢理おかゆを食べさせてくれ
献身的に見てくれた友人のこと以外は
朦朧としていてほとんど記憶にない。

チャイントンまでモンラーまで行くはずだったその友人も
僕のためにもう2泊してくれ、
さらに心配だからとタイのメーサイまで一緒に戻ってくれた

大切な旅の時間。
これ以上は邪魔する訳にわいかなかった。

もう大丈夫。
ありがとう。

そういって、タイの国境で別れた。

初めてのミャンマーは残念なことにあまり覚えていないのだけど
もう一度、そこへ行く理由ができた。



ミャンマーを旅したい。



今度、絶対行く。
ゆっくり時間をかけて旅をする。

さーて、今回はバンコクからどこに行こう。

2014年7月28日月曜日

山と旅と宮田珠己



僕が山に登り始めたのは、歩くのが好きだったというのもあるが
旅したい、けど行けない
ならばせめて、旅の体力づくり、山旅の知識で旅のスキルアップをしようと思ったからだ。

本当に血液型がAだとは思えない位に、荷物は何でも積み込みゃいいたちなので、効率の良いパッキング術、
アウトドアな感じで、どこにいても生きぬくことができる力を身につけられる気がした。

それになにより、バックパック背負って歩くのは山も旅も同じだし、
自分の足で、旅がしたかった。

最近、宮田珠己『わたしの旅に何をする』を読んだ。

彼も同じように山の本格的な知識を覚えれば、旅行に役立つのではと思ったと、この本で言っている。

例えば、ウエアにしても天候に応じてどんなウエアを着ればよいか、そういう知識が勘として身に付いたそう。
肌着もすぐ乾くような素材のものを着れば、汗をかいて体力の消耗が押さえられるとか洗濯してもすぐ乾くとか、
あつい国を旅するにはシーツが汚かったり、南京虫がいたりするのでシュラフカバー(実際には寝袋のカバーで濡れに弱い寝袋を守る、などの役割があるもで薄手の記事で包まって眠ることもできる)があればより快適に眠れるとかいったことを、山と旅を通して経験的に知っていったという。


この、宮田珠己『わたしの旅に何をする』

彼の言葉を借りて言うならば

『たいした将来の見通しもなく会社を辞め、とりあえず旅行しまくりたいと考えた浅薄なサラリーマンのその後』

という展開になっている


有給の旅人が、会社を辞めるまでの心境、旅への陰謀、準備。旅支度のことも。
そして会社を辞め、フリーになり旅を仕事にするまでのストーリーも明るいタッチで短編の旅日記とともに描かれていて、すごく面白い。

旅したい、でもまだこの本を手に取っていない方はぜひ。

おすすめの旅エッセイです。



2014年7月24日木曜日

僕が歩んでいく人生これからどんな道が紡ぎだされていくのか


久しぶりに本を読んだ。
それも小説なんて、ここ1、2年は読んでいなかった気がする。

ばななが好き。

僕は、よしもとばななが好きだ。

彼女の紡ぎだすストーリーのなかには
見えない力偶然に見せかけた必然、運命、

そういったものがよく出てくる。

僕はそこに引き込まれる。

その紡ぎだされたストーリーたちは、
彼女の経験や感性、
普段から思っていること
信じていること。
そして、彼女の生き方そのもの。

そういったものが滲み出てきて
引き込まれるのだと僕は思っている。


僕は今、写真家 須田誠さんのワークシップを受けている

ここで僕はとても大きな大切なものを学んでいる

写真は、生き方そのもの
嘘はつけない

須田さんの言う写真のシンプルな撮り方は

LOOK 見る
FEEL 感じる
IMAGE 想像する
TAKE 撮る




自分の心動かされる瞬間を
よく見て、感じて、想像して、
そしてシャッターを切る

その一瞬一瞬にはストーリーがある。
自分と向き合い続ける時間の連続が心揺さぶる瞬間に導く
そんな時の連続が名作を生む

写真を撮っていないときに
何をしているのか、
何を思ってどう生きているのか

須田さんはそれが大事なんだと言う。

須田さんのワークショップで
ぼくの大好きな本、星野道夫さんの『旅する木』の一説が朗読された。


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写真以外の表現方法いつかある人にこんなことを聞かれたことがあるんだ。例えば、こんな星空や泣けてくるような夕陽を一人で見たとするだろう。もし愛する人がいたら、その美しさやそのときの気持ちをどんな風に伝えるかって?

写真を撮るか、もし絵がうまかったらキャンバスに描いてみせるとか、いややっぱり言葉で伝えたらいいのかな。

その人はこう言ったんだ。自分が変わってゆくことだって・・・・・・その夕陽を見て、感動して、自分が変わってゆくことだと思うって。

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星野道夫『旅する木』より引用

小説でも、写真でも、キャンバスに絵を描くことだってそう。
表現する方法は何だっていい。

僕は一度カメラを手放した

でも、またこうして出会い
僕はまたカメラを手に取った。

僕の心が、感動し、心動かされるような生き方をしているのなら
僕はきっといい写真をとることができるだろう





2014年7月22日火曜日

壁にぶつかったら本を読もう



昨日は読まなくなっ約80冊をブックオフまで持って行って、そのおこずかいで少しだけ本を買ってきた。


僕は、話すことがすごく苦手で、何か変えることはできないかと思って、意識して、本を読み出した。

そう考えた僕は当時、草津のホテルでお仕事をしていた。

朝食と夕食の配膳がメインのお仕事。


だから、お昼は暇だった。
だから、図書館に行った。


草津の図書館は当時、いまはわからないけれど全く別のところに住んでいても、滞在先さえわかれば図書カードが作れた。

そのおかげで、部屋でも、カフェに行ってでも、気持ちのいい外でも。

どこでも本が読めた。
だから、お昼は読書の時間。


飽きたら温泉に入りに行った。
いい時間。いい思い出。


最近では、たまに読みたいものや読む必要があるのがあれば読む程度で、ほとんど、本を読まなくなった。


本は、いろんな表現や、人生経験に触れられる。自分が経験できないことを知れる。




最近、ブログを書いて、自分の思ってること、経験を言葉にしようとしているけど、伝えるだけの言葉がまだまだ足りない、としみじみ思う。


これも、一つの壁、かな。


もっと伝わる文章が書きたい。

また、たくさん、本を読んで、たくさんブログを書いて、

その壁を越えていけたらいいな、
そんな風に思っています。