お酒は辞めようと、しばらく飲んでいなかったが、ちょっと飲んでみたかった。一口だけ口をつけた。
ちょっとふさぎこんでしまったり、毎日楽しいと言えなくなったら、どこか旅に出よう。僕は旅で一つ大きなコンプレックスを乗り越えました。バックパッカー海外一人旅、トレイルランやトレッキングの山・旅情報を発信して行きます。
WEB STORE『旅写真と僕を支えてくれた言葉たち』
これは、僕の生きてきた証。
自信をなくして勇気が出なくなったとき『自信って自分を信じること』何回も自分に言い聞かせた。
あれは自分に向けた言葉。旅によって自分の生きる場所を小さいながらに見いだしてきた。
いろんなことがあった。楽しいことだって、受け入れがたいことも。
でも旅は僕を救ってくれた。僕の写真と言葉で大切に、勇気づけられると言ってくれる人がいるなら、
僕はあなたにこころを込めた贈り物をしたいと思います。
2016年1月24日日曜日
ココナッツワイン、トゥバ。
2016年1月23日土曜日
セブの食堂で見つけた、小さな幸せと日本の焼きそば。
フィリピン、ご飯がほんっとにうまい。町中の食堂だって、どこ行っても、本当に美味しいものばかりで幸せ。かっこよく言うならば、ビュッフェ形式で料理が並んでいて、これとこれ、とか言うと、席に置いてくれ、そこで食べる。この写真の時の食事は、値段ははっきり覚えてないけどスプライト(コーラ飲みたかったけどなかった。てか、コーラないとこ多いよ??)飲んでも、これで2、300円といったとこ。ご飯に混ぜて食べる。それから、ここフィリピンにも、焼きそばもあった!他の料理とともに並んでいるけど、なんか違和感。食べてみたらふつーの焼きそば。和食、とは言わないけど、僕ら日本人が食べているものが、その辺のセブの食堂にあるのはちょっと不思議。しかも、なぜかあるところの食堂のおっちゃんはやたら焼きそば勧めてきた。うまいぞ。食うか。あの客は食ってる。食ってけ。人がもう食べたいもの注文し終わってからだというのに。フィルピンでもポピュラーな料理なのかな。
フィリピン航空スチュワーデスさんのそこっ!?っていう優しさと美意識。そ れ から、飛行機で見た映画。
成田から、セブまでは、直行便を利用して、5時間ほどだった。
フィリピン航空は機内エンターテイメントがないらしいとわかっていたので、本はもちろん、iPhoneに入れておいた映画を見ることにしていた。用意していったのは、見ようと思っててしばらく見ていなかったトムクルーズ主演のザ.ファーム。ベストセラーとなったサスペンスの小説を映画化したものらしい。ハーバード大卒のエリートが数ある就職先から選んだ法律事務所。一見、アットホームな職場ではあるのに、そこで、恐ろしいことが裏で起こっていく…というストーリー。二時間半以上の長い作品だったのだけれど、夢中で見入ってしまった。それで、セブまでの5時間の飛行時間は半分。あとは機内食を食べたり、本を読んだりしていたら、むしろ時間が足りなかったくらい。
そうそう、機内食を出してもらって、その前に記念撮影!とiPhoneをカメラモードにして構えていた。そしたら、スチュワーデスさんの手が突然さっと入ってきた。何も言わずに少し曲がっておかれていた、Philippine Airlineと書いてあるナプキンをまっすぐに直して去っていった…ちょっとびっくりしましたが、なんだかおもしろかった。そこっ!?っていう優しさというか、美意識というか…
2016年1月21日木曜日
素直でまっすぐな存在
一番手前の真ん中っ子。この子が一番いたずらっこで面白がり屋。真ん中にいる末っ子。おねいちゃんたちが大好きでいっつもくっついてニコニコ幸せそう。そして一番奥のおねいちゃん。大人っぽくて、一緒に遊んでるけれど、元気でやんちゃな二人を温かく見守っている、という感じ。
なんで市場の中で、一緒に鬼ごっこすることになったのかは、はっきり思い出せないのだけど、いつの間にか市場を歩きながら、隠れている彼女たちを見つけると、僕は追いかけなければならなくなった。追いかけると、大はしゃぎで狭い市場を逃げ回る。それを見ている周りの大人も笑っている。素直でまっすぐな存在に触れると、元気になる。出会ってくれてありがとう。
2016年1月20日水曜日
優柔不断な男の何もしないバースデー
別にバースデートリップを狙ったわけではないのだけど、急遽休みが取れたのが誕生日を挟んだ連休だったために、せっかくなので32歳になる瞬間は、ちょっとだけいいホテルを取ることにした。とは言っても、モアルボアルの宿は、とって行かなかった。押さえとして、セブシティーで3泊。ドミトリー(一泊1000円ぐらい)は取っておいて後は自由にするつもりで。そんなこと言っても、自由な旅にカッコつけて前日の夜まで泊まるホテルを決められなかった。だいたいのプランはあったけど、成り行きに任せ。結局は優柔不断なのだ。前もって準備をすることが苦手だし、決めようとすると、あれこれ考えてしまって一向に決まらない。ようやくここって決めたのは、セブシティで泊まったドミトリ一、ようやく眠ろうというベッドの上だった。
結局とった宿は、モアルボアルの、それも宿やレストランが集まるパナグサマビーチではなく、ホワイトビーチ。パナマグサビーチから約8キロ。ホテル以外は何もない。シービューのテラス付きの素敵なお部屋と、レストランと、プールはあってもそれ以外は何もない。隣のホテルとも少なくとも何キロかは離れているだろうと思う。
何よりも夕日が綺麗に沈む時間にせっかくのホテルで何もしない時間を楽しみたかった。カワサンフォールも、気持ちすこし早めに帰ってきた。
ホテルは、海に沿ってテラスハウスのようになっていて、その前に通路が通っている。その小道にはゆったり座るための椅子や共有の吹きさらしのテラスにはソファアがおいてある。
その一つに、ぼーっと海に沈む夕日を眺めながら座っていた。本を読んだり、何か書いたりしようかと思っていたけど、結局は何もしなかった。夕食はフィリピンだというのに、ささやかにトマトパスタ、マンゴージュース、食後にアイスクリームを食べた。フィリピンの料理はやたらしょっぱいって何かで読んだけど、こんなところでフィリピンを感じる。そして、食べ終わると、また何もしなかった。いつの間にか僕はベッドで寝入っていて、そこで僕は32歳を迎えた。静かに。特に大きな感動はない。朝起きて、32歳になって、まずやったのは、大便をして、ついうっかり入れてしまったトイレットペーパーをトイレから出すことだったし、、地味にも柔らかな嬉しさが、満ている気がした。
やっぱりせっかくいいところに泊まるのならば、せめてもう一泊ぐらいできればもっともっとゆっくりできたのかな。でも、行ってよかった。時間がないって思ったけど、思い切ったら、素晴らしい経験になった。無理しても、何しても、この旅で、本当に腹がたつこともあったけど、本当によかった。ともあれ僕は32歳になった。
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朝起きたら、海が引いていてびっくりした |
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