WEB STORE『旅写真と僕を支えてくれた言葉たち』
これは、僕の生きてきた証。
自信をなくして勇気が出なくなったとき『自信って自分を信じること』何回も自分に言い聞かせた。
あれは自分に向けた言葉。旅によって自分の生きる場所を小さいながらに見いだしてきた。
いろんなことがあった。楽しいことだって、受け入れがたいことも。
でも旅は僕を救ってくれた。僕の写真と言葉で大切に、勇気づけられると言ってくれる人がいるなら、
僕はあなたにこころを込めた贈り物をしたいと思います。
WEB STORE『旅写真と僕を支えてくれた言葉たち』(https://tabi-photo.stores.jp/#!/)にて、旅で見つけた宝物のメッセージポストカード、販売中。

2014年12月13日土曜日

再会。久々の旅友との再会に思うこと。〜伝えられない。だから、なにもないと 思っていた。

紅葉もほとんど終わり。

どんどん葉の色が変わって行く。
葉の色がどんどん変わり、土に落ち、ふかふかの道になる。

旅の友との数年ぶりの再会。
その彼とは旅で会い、1週間以上をともに過ごした。
そして日本に帰ってからも何度も会うようになっていた。


彼は本当に尊敬できるところを持ている。
好きなことを次々にカタチにし、強い自分の芯を持ち、チャレンジ精神旺盛で、人のために尽くせる人で、優しくて、社交性があって明るくて。当時の僕にとってはまぶしいくらいだった。そんな彼の魅力が僕を惹き付けた。でも、彼には僕が苦手だと感じるところもあり、なかなか理解しにくいところもある。

他人なのだから、ある意味それは自然なことでもある。
けれども、昔の僕はそう思ってしまう自分を隠した。そうしてできてしまったた会話のずれが、僕たちの居心地を悪くした。やがて、一緒にいることがきつい、そう感る程にもそれが大きくなった。それに僕と彼とは、レベルが違いすぎる。そのときは、そう思ったのだ。

当時の僕は、『自分がない』。いつも人と会わせてしまう、そのことで卑屈になってしまったのかもしれない。限界を感じたある日、そんな素直気持ちを精一杯伝えた。そして、その後の数年会うことはなかった。


伝えられない。
だから、何にもないと思ってた。

昔から僕は旅が好きだった。でもそれだけで、そんな人たくさんいる。それぞれのすごいは当然違うわけだけど、もっとすごい旅が好きな人なんてたくさんいたし、好きな旅の話をしようにも、話すだけで本当に楽しかったこと感動したことなんか全然伝えられなかった。僕の旅のスタイルも、パック旅行ではなく、何も決めず航空券だけとり異国に行く。そんなスタイルは、周りからも理解されることは少なかった。



30歳。今年は本当にいろいろなことがあった。僕の人生を揺るがす大きな出来事も会った。それでも、自分を伝えるセルフブランディグと出会い、『伝えられないから何もない』そう思っていた僕は、学び、自信を持つようになり、そのままの自分を伝える術がすこしづづ身に付いていて『自分』が持てるようもてるようになった。いや、もともと持ってたものなのだ。

いまならきっと大丈夫だ。しばらく会わないと言った彼に、先月声をかけた。僕は、彼に会うに際に、僕は一つ決めていた事がある。彼になんと思われようと、自分にまっすぐに正直でいる。嫌われて、これで関係が終わってしまっても。同じことは繰り返したくなかった。


そんな覚悟で彼に会った。
僕は変わったのだと自分で思った。
自分のことも自信をもって話せたし、嫌だと思うこともちゃんと伝えられたと思う。



数年ぶりの友人との再会で、
『自分にまっすぐに生きたい。』
そんな一歩を、また踏み出せた。
病み上がり。吉祥寺の夜。

彼との関係はたったいま、はじまったばかりなのかもしれない。

旅歩家 HIROSHI KIKUCHI


FACEBOOK  HIROSHI KIKUCHI(基本承認いたします。)

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