僕のこと無名の写真家、って書いてある。そうか、写真家でもあるのか。そんなことを想った。僕は今年、写真と向き合う、そんな想いがあった。だから、嬉しかった。僕は写真から一度逃げた。だからまた駄目かもしれないと決め込んで逃げていた。写真やってます、なんて恐れ多くて言えなかった。怖かったんだ。でもやっぱり写真なのかもしれない。1年前、僕の旅に関するプレゼンをしたら、写真がいいと、言ってもらえた。それも一人じゃない。そして、だんだん僕の写真が好きだと言ってくれる人が増えた。僕の世界感が好き、僕らしい写真、と表現する人もいた。びっくりしたけど、自信になった。そうして1年が経った。僕は、写真が好き。カメラがあると、旅での出会いが、日常の出会いが、一気にドラマティックな記録になる。僕の生きてきた証になる。アート、表現。写真が撮りたい。そんな風に思うのは、僕に撮って幸せに溢れた満たされた毎日を送りたい、そんな風に思う証拠なのかもしれない。そのうち、僕の肩書きに写真家、と入れようかと思う。そんな風にして、僕はこうしてゆっくりと自分の道を歩んで行くのだ。
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