山に囲まれたペルー、クスコの空港に降り立つ。
僕はタクシーやらの客引きをすり抜け、通りに出た。
町の中心アルマス広場まで出たかった。地図で見ると距離的には5キロほど。すぐにバス停を見つけたので、バスで行けるか聞いてみようとした。そうしたら、こんにちは。僕が聞く前に声をかけられた。初老のおじいちゃん。3ヶ月、趣味で日本語を勉強したそうで、ほんの少し日本語を話した。助かった。バスを待つほんの少しの間、いろんな話をた。バスの料金回収の女の子にも、僕が行きたい場所を伝えてくれ、着いたら教えてくれと伝えてもらえた。言葉が全く通じないところで、路線バスに乗るというのは、難しい。英語で少しでも意思疎通ができるといいのだけれど、そうもいかない。ここはスペイン語の世界。
バスは小さいバンで満員。立っていることがやっと。窓も僕の目線よりだいぶ下だった。でもその見えにくい窓から垣間みえる、初めてくる国の景色にドキドキしていた。
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