WEB STORE『旅写真と僕を支えてくれた言葉たち』
これは、僕の生きてきた証。
自信をなくして勇気が出なくなったとき『自信って自分を信じること』何回も自分に言い聞かせた。
あれは自分に向けた言葉。旅によって自分の生きる場所を小さいながらに見いだしてきた。
いろんなことがあった。楽しいことだって、受け入れがたいことも。
でも旅は僕を救ってくれた。僕の写真と言葉で大切に、勇気づけられると言ってくれる人がいるなら、
僕はあなたにこころを込めた贈り物をしたいと思います。
WEB STORE『旅写真と僕を支えてくれた言葉たち』(https://tabi-photo.stores.jp/#!/)にて、旅で見つけた宝物のメッセージポストカード、販売中。

2014年8月23日土曜日

未練は残るけど、僕はここ、ドンデッドを後にした〜ラオス、ドンデット 隣の 島ドンコーンヘ橋を渡る




ドンデッド、朝焼けが見たくて僕は朝早く外に出た

しばらく走ったり歩いていると、河が流れ、そこに橋が架かっていた。
隣の島、ドンコーンまで渡れるのだ。

そんなこと期待もしてなかったし、できるなんて思ってなかった。

嬉しくて嬉しくて、この旅がもっともっと楽しくなってくる。

ボートでドンデッドについた時、僕とイギリス人カップルはボートから下りたが
ほかの人たちは、そのままボートにとどまった。
どこまで行くのかと言えば、隣の島、ドンコーンまで行くといった。


ガイドブックも何も持っていなかった僕は、
もし知っていればドンコーンに行っていたかも、という悔しさがない訳ではなかったし
少しだけうらやましかった。

そんなことがあったから余計、ドンコーンに行ける嬉しさがこみ上げてきた。

しばらく写真をとったりしていたり、メコンの流れを眺めたりしていたが、
橋を進むとこんな看板。



stop 
here for ticket


と書いてある

入っては行けないんだ・・・
でも入りたい。

どうしよう。

僕はしばらくその一線を超えられずにいたが
結局ぼくは橋わたり、すぐ下のレストラン?の人に聞いてみることにした。

おじさんがいた。

この先まで言ってみたい
1時間ぐらいで帰って来れると思うけど・・
ticketはどこで買えるのか。

と、ジェスチャーや知りうる限りのラオス語や英語や日本語も交えながら
想いを伝え、知りたいことを聞いた。


英語が少しわかるようだけど、
わかっているのかわかっていないのか、わからない。

チケットのことを聞いてもがっはは、と笑い完全にスルーされる。(そう感じるだけ??)

でもそんなことはさておいて、この先5Kにwater fall があると教えてくれる。


行きたい!

ちょっとならいいんじゃない?
と解釈することにした。


そこにいた女の子二人が僕らの会話を聞いてじっと見ている。
お孫さんかな。この子たちの目がすごくきれいで、写真を撮った。





おじさんはすごく明るくて、少し笑い合って
僕は、先へ進んだ



民家を通ると、朝の支度をしているところがほとんど。
たき火を起こし、これから食事の準備なのだと思う。



ゆったりながれる時間を感じながら僕はさらに、滝を目指した





somphamit waterfall

ゲートで入場料25000キップを払い、前に進む。



確かに
メコン川は迫力がある。
本当に広い、
対岸が見えないほどに

けど、僕には濁流。

そうかここか、という感じ。



奥まで行くとビーチになっている。
一人で楽しめるような場所ではなさそうだった

そこではたとお腹がすいていることに気づく。
ポケットに入れてきたお金は、後は飲み物一つ買えるぐらいしか残っていない。
帰ることにした。

滝があると教えてくれたおじさんに、
お礼とも言えないかもしれないけど
帰り際にオレンジジュースを買って、帰った。

water fall 、good????

そう聞かれたので、まあまあとも言えず

good!!!

そう返すと、おじさんはすごい笑顔で

thank you!

と言った





ドンデッド、本当にいいところで、もう一泊するか、迷った。
できないことはない。

でも時間的にぎりぎり。
もし何かあると、飛行機が間に合わなくなってしまう。

悔しいが、パクセーまで戻ることにした。

バンガローに戻ると、いろいろ世話してくれたソンが出迎えてくれた。

今日はどこまでいくの?

パクセー。


最後に相席の猫とともに
カレーを食べ



後ろ髪を引かれつつ
僕はドンデッドを後にした


心地よいところで停滞するも前に進むも、決めるのは自分。
旅は自分次第。





ある人が言ってた

未練を残すのは
僕がここにまたくる理由を作ったのだ

何度でもまたここにやってくればいい



ありがとう、ドンデッド。


0 件のコメント:

コメントを投稿